かにカニはまかぜ一時運休
特急「かにカニはまかぜ」はカニのシーズン（11月上旬～3月中旬）に大阪～浜坂間で運転されている臨時列車です。往復の列車+カニ料理がセットになった日帰りの「駅プラン」でよく利用されている列車です。年内はおもに週末の運転で、年明けは年始の帰省ラッシュ以降は毎日運転というパターンでした。
ところが、1月13日になって大阪・京都・兵庫の3府県に緊急事態宣言が発出されると、2日後の15日にはＪＲ西日本が利用の回復が見込めないとの理由により2月1日以降の一部新幹線・特急列車の運休を発表しました。「かにカニはまかぜ」もその対象となり、2月1日以降は運休となっています。
先日、10年ぶりに播但線のワープ用に「かにカニはまかぜ」に乗車しました。キハ181系からキハ189系に車両が変わって初めての乗車でした。しかも、運休前最終日の1月31日で、1日遅ければこのワープはできないところでした。
通常「はまかぜ」は3両編成で運転されますが、「かにカニはまかぜ」はこのように6両編成で運転されています。車内は予想通りガラガラで、私が乗車していた2号車は私の他に家族連れが一組いただけでした。日曜だったので土曜より客は多少少ないでしょうが、この空きっぷりでは運休も仕方ないわなと思いました。
緊急事態宣言が解除され「GoToトラベルキャンペーン」が再開されて利用の回復の見込みが立てば運転再開もあるのかもしれませんが、今シーズンの再開はもう厳しいような気がします。
