昨年5月にJR東日本のMEX型端末の後継にあたるME4型端末が登場しました。JR東日本の自社専用端末としてはME→MEM→MEX→ME4と連なる系譜の4代目になります。
The Staff-operated terminal - MR-52 - demonstration video
端末の外観はMR52型と似たような灰色のタッチパネル型の端末です。外観での見分け方は右側のテンキーが外付けっぽいものがMR52型、ディスプレイと一体になっているものがME4型になります。この映像は鉄道情報システム(株)が海外向けに公開しているMR52の映像です。
こちらが私が初めて入手したME4型端末で発券されたきっぷです。錦糸町駅にはこの日に入ったばかりでした。発売箇所表記は「錦糸町駅E1」で、ME4型端末のきっぷはEという表記になっています。
また、MR32→MR52になって印字が太くなりましたが、MEX→ME4でも同様の進化が見られました。MEX型端末は感熱印字な上に印字が細いのが好みではなく、集める意欲が薄れていたんですが、これだけ太ければ感熱印字でも集めてもいいかなと思っています。
MEX型端末が登場したのは平成20年で、ちょうど10年前になります。ME4型端末は導入から一年ちょっと経っていますが、支社によって置き換えペースに差があります。高崎支社はほぼ置き換えが完了していますが、仙台支社はMEX型端末がまだ3~4割程度残っていて混在状態が続いています。ただ、何となくですが遅くとも今年度中には置き換えが完了するような気がします。