昨年4月からえちごトキめき鉄道(以下「トキ鉄」)の春日山・高田・新井・妙高高原の4駅にマルス端末(MR51型)が設置されました。それまでは「えきねっと」の法人向け端末である「ビジネスえきねっと」が設置されていました。
復習になりますが、「ビジネスえきねっと」は以下の機能には対応できません。
- 寝台列車の特急券・寝台券
- 普通個室・グリーン個室
- 九州のDXグリーン券
- 座席未指定券
- 立席特急券
- 一部の臨時列車の指定券
- 候補に出力されない複雑な経路の乗車券
こういったきっぷでもマルス端末であれば問題なく発券できます。開業から2年以上経ったこのタイミングでマルス端末が入るのは謎ですが、利用客の要望があったんだと思います。客側にとっては間違いなく便利になるので結構なことだと思います。
高田駅と妙高高原駅のマルス端末で発券したきっぷです。「〇え」というのがトキ鉄の社名記号です。そして、地紋はJR-Eで会社は(2- )なので、JR東日本管轄であることが分かります。
各駅ともクレジットカードの利用ができます。トキ鉄のHPには「全国のJRきっぷ」との記載があり発売範囲に制限はないと思われますが、現場レベルでは沿線近辺のきっぷしか売らないとおかしなことを言い切った駅が実際にあったので、意図したものが買えるかは運次第の面はあります。