続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

平成→令和改元の旅

 豊肥本線に平成という駅があります。熊本駅のすぐ次の駅で、改元を前にちょっと有名になった感があります。

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平成駅駅名標

 平成駅は平成4年に無人駅として開業しました。周辺の宅地開発の進展に伴って利用客が増え、平成18年に有人化されています。所在地は熊本市中央区平成2丁目にあります。昭和末期から平成2年にかけて土地造成事業を行い、事業完成の際に一帯を「平成」という地名に改称しました。 

 熊本駅から豊肥本線に乗ると必ず通ってはいたんですが、降りたことはありませんでした。嫁実家を拠点に九州滞在中ということもあり、世の鉄ヲタの一定数が考えたであろう「平成最後の日に平成駅に行ってみる企画」を敢行することにしました。1人でこっそり行く予定でしたが、熊本集合で嫁とその友人まで参戦してきたのは想定外でした。

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 嫁友人の最寄りは鹿児島線・竹下駅で、竹下から平成まで普通に乗車券を買ったらこうなりました。昭和が終わり平成が始まったのは竹下内閣の時でした。竹下→平成だとそう引っかけたように見えますがたまたまです。このきっぷはありがたくいただきました。

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人で溢れる平成駅ホーム 2019/4/30

 私たちが平成駅に着いたのは夕方6時過ぎでした。狭いホームには多くの人が溢れ、支社の係員が整理していました。鉄ヲタと言うよりは鉄ヲタでない人が報道を見て多く押し寄せた感じでした。券売機には駅前の道路にまで続く長蛇の列ができ、きっぷ1枚を買うのにも待つ状態でした。ただ、E-POSの入場券については随時端末から前出しした上で複数の係員が手売りしていたので、ほとんど待たずに買えました。

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平成駅オリジナル記念台紙(表)

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平成駅オリジナル記念台紙(裏)

 また、平成駅では駅名板を型どった記念スタンプ台紙を配っていました。一時品切れになりましたが、急きょ増刷したそうです。平成駅で買ったきっぷを表面にセットし、裏面にオリジナルスタンプを押せることもあって、スタンプを押すためにも行列ができていました。

 私が見ただけでも、揃いの昭和→平成の乗車券で来ていたカップル、駅名標の前で集合写真を撮っていたインスタ映え狙いの女子、多経路の補充券で来ていたヲタ風の人もいて、思い思いの行き方で平成駅に集まり楽しんでいました。


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きらめき22号と発車サイン:博多駅 2019/5/1

 平成駅での用事を済ませてから、新幹線で博多に戻って夕飯を食べつつ「きらめき22号」まで時間を潰しました。「きらめき22号」は博多駅を0:10に発車する列車で、JRグループの中で令和元年の最初に始発駅を発車する特急列車です。

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令和一番列車!

 この列車の普通車は全車自由席なので、事前にe5489でグリーン席を仕込みました。5月1日0:10発という情報がきっぷに印字されないと意味はないので。

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5月1日 00:00

 あと、乗車券はICカードやトクトクきっぷは使わず、発券時刻が印字される券売機で買いました。同じように時計とにらめっこしながら「0時打ち」をしていた人が周囲に3人ほどいました。

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きらめき22号折尾駅到着時の車内 2019/5/1

 平成駅があれだけ賑わったので、令和一番列車に乗ろうとする人がそれなりにいるのではないか?と踏んだんですが、きらめき22号のグリーン席に乗っていたのは私と嫁だけでした。予想が大ハズレし拍子抜けでした。

 さて、令和の時代はどうなるんでしょうか?まったく想像もつきません。むしろ、想像がつけば苦労はしません。とりあえず、ある程度健康で自分の好きなことができればいいかなとだけ考え、深くは考えないことにします。