続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

諏訪湖花火臨発

 諏訪湖では夏に2回数万人規模が訪れる花火大会があり、毎年8月15日には「諏訪湖祭湖上花火大会」(以下「諏訪湖花火」)が9月1週目の土曜日には「全国新作花火競技大会」(以下「新作花火」)が開催されます。大会当日にはJR線では多くの臨時列車が運転され、特別態勢が組まれます。

 きっぷヲタ的に忘れてならないのが両日とも上諏訪駅までの常備軟券の往復きっぷが発売されることです。これは11年前に一度記事にしています。

 こちらの券は昨年の諏訪湖花火の際に購入したものです。券名は「諏訪湖花火」と正式名から少し略されていて往復一葉となる様式は変わっていませんが、〇企マークが付いてトクトクきっぷ扱い(?)になったのと、日付の年号が西暦表記になっています。

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 諏訪湖花火は初めて行った平成16年以来、2~3年に一度行っているんですが、このきっぷを手にしている人が徐々に減っている印象がありました。

 この辺りでは平成26年4月に上諏訪駅を含む特急停車駅でSuicaが利用できるようになりました。さらに平成29年4月には富士見~松本間は無人駅を含む特急通過駅にまでSuicaエリアが広がりました。Suicaにチャージされていればチケットレスで利用できますから、往復きっぷを買う必要はなくなります。

 そのためか、それまで富士見~松本間のすべての駅と辰野駅(プレスリリースでは発売となっていても現場判断で不売としていた駅を含む)で発売されていた常備軟券の往復券が、昨年の諏訪湖花火では富士見・茅野・松本の3駅にまで減らされました。9月の新作花火の時には茅野駅のみの発売(公式情報になかった富士見駅でゲリラ的に発売されていたのは承知していますが)となっていました。

 果たして今年はどうなるんでしょうか?毎年7月下旬にはJR東日本長野支社のHPに情報が出ているので、そろそろ出ると思います。私はなくなる可能性が高いと踏んでいますが。