JR北海道の有人駅ではB型の硬券入場券を売っている駅があります。一時期完全に姿を消していたんですが、6~7年前から道東・道北の駅を中心に見かけるようになりました。
硬券の印刷コストを高めに見積もって1枚20円だとすると、入場料金170円からの差し引き150円が利益となります。駅の窓口に紙切れを置いておけば鉄ヲタ(+ごく一部の一般人)が喜んで1枚あたり150円の利益を落としていくわけですから、こういうセコい利益でも今のJR北海道は拾っていくべきだと思います。
私が買った硬券入場券の一部です。平成30年以降(下2枚)は日付の年号が西暦下2桁になっています。2018年と平成18年の見分け方は入場料金が160円であれば平成18年、170円であれば2018年と区別できます。既に売り切れになった駅がいくつかありますが、売り切れ後は増刷をしない方針のようです。
10月の消費税増税のタイミングで、JR北海道は消費税分に加え赤字の補填分まで運賃や特急料金などもろもろ値上げする中で、入場料金も170円から200円に値上げされます。
「増刷しない」というのは入場料金が変わることを見据えて売れ残りを出したくないためなのか、もう今後一切硬券入場券を出すことはないのか気になります。私はどうしても10月から200円の硬券入場券が登場することを期待してしまうんですが。