今年の4月に入ってJR東日本の車掌やグリーンアテンダントが使用している車内改札用のチケッターに変化がありました。


つい先日乗車した際にゲットしたものです。日付部分が「入鋏済」となっています。この部分は毎日ピンセットのような道具で交換していたんですが、「入鋏済」と固定になりました。そうして交換の手間を省くとともに日付の間違いを防ぐためのものと思われます。
今年4月時点でJR各社の車掌用チケッターの日付有無を整理すると以下のようになろうかと思います(観光列車用のチケッターは除く)。
会社 | 車掌用チケッターの日付有無 |
---|---|
JR北海道 | なし |
JR東日本 | あり→なしに移行? |
JR東海 | なし (※) |
JR西日本 | 新幹線はなし。在来線はほとんどあり。 |
JR四国 | なし |
JR九州 | あり |
※ムーンライトながら乗務の車掌が日付ありを持っていることがある。
こうして見ると、日付ありとなしが半々です。JR東日本でも4月に全部一気に「入鋏済」に交換したわけではなく、8月時点でこれまで通り日付が入ったチケッターを使っている区所もまだあります(蘇我運輸区、佐倉運輸区)。また、「ムーンライトながら」乗務の東京車掌区の車掌も日付が入ったチケッターを使っているようです。会社として統一したわけではなく、区所の判断に委ねたのかもしれません。
ただし、JR東日本と前後して、JR西日本の在来線の一部区所についても日付なしのチケッターが登場したという情報が入っていて、今後は日付なしが主流になっていくのかもしれません。
ただ、日付なしになってしまうと、この「青春18きっぷ」の3回目と5回目のように車掌にチケッターで日付を入れてもらうというのはなくなりそうですね…。それはそれでちょっと残念ですが。