続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ。今年で15周年を迎えました。

バニラエアきた北海道フリーパス

 「バニラエアきた北海道フリーパス」はバニラエアの飛行機に乗って北海道に来た観光客向けに発売されていた道央・道北エリアが利用できるフリーきっぷです。

 発売条件・フリーエリア・価格は以前紹介した「AIRDO20周年きた北海道フリーパス」と同じなので詳細は割愛します。「AIRDO20周年~」は記念モノだったので旭山動物園の入場券が付く特典や空港バスの割引がありましたが、通年発売の「バニラエア~」にはいずれもありませんでした。

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 このきっぷを仕込むために、横浜のはずれのわが家から成田空港への遠さに辟易しつつ、乗り納めを兼ねて1年半ぶりにバニラエアの飛行機に乗りました。 

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成田空港に着陸するバニラエアの飛行機 2019/8/13

 バニラエアはマレーシアのエアアジアと日本のANAとの合弁で平成23(2011)年8月にエアアジアジャパン(今のエアアジアジャパンとは全くの別会社)として設立され、翌平成24(2012)年8月より成田空港を拠点に運航を開始しました。

 エアアジア時代にも、エアアジアの成田~新千歳間の利用客に対し道央・道東エリアが利用できる「AirAsia道東フリーパス」が発売されていました。

 ところが、親会社同士の方針の違いにより早くも翌平成25(2013)年6月にはエアアジアが資本を引き揚げANAの100%子会社となり、バニラエアとして再出発しています。運航開始して1年も経たないで喧嘩別れするなんて、そもそもパートナー選びからして間違ってると当時は思いました。

 その後、同じANA傘下のLCCで関西空港拠点のPeachと統合(実態は吸収に近い)されることとなり、バニラエアの路線は今年春から少しずつPeachへ移管され、今日の成田・福岡~台北線をもってすべての路線で運航を終えます。

 バニラエアという会社が存在したのは6年ほどでしたが、つくづく親会社の意向に振り回され続けた災難な会社だったなという気がします。同じ宮仕えの身として中の人には同情を禁じ得ないです。

 このきっぷはバニラエアの成田~新千歳線が8月31日で運航終了したタイミングで発売終了しています。成田~新千歳線は翌9月1日からPeachへ移管されており、Peachでも道内到着便の利用者に対し同じ効力の「Peachきた北海道フリーパス」「Peachひがし北海道フリーパス」が発売されていますので、 このきっぷが発売終了した影響はほぼないと思われます。