続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ。今年で15周年を迎えました。

伊予灘ものがたりきっぷ

 松山~伊予大洲・八幡浜間で運転されている快速「伊予灘ものがたり」は今月で利用客がのべ11万人になりました。私も11万人の中の5人ほど貢献しています。

 こういった観光列車は5年も経てばある程度マンネリ化して乗客が減って徐々に指定席も取りやすくなるもんですが、「伊予灘ものがたり」については運行開始からほとんど人気が落ちることなく、常時乗車率9割近くをキープしています。

 上の記事でも少し触れたんですが、指定を取るための裏技があります。それは「伊予灘ものがたりきっぷ」を買うことです。

 ただし、駅のみどりの窓口では買えません。JR四国のHPに内にある「JR四国ツアー」で「駅長推薦 あじな散歩道 伊予灘ものがたりきっぷ」として以下のセットで発売しています。

  • 「伊予灘ものがたり」の乗車券+グリーン券
  • 食事予約券
  • 発駅から「伊予灘ものがたり」乗車駅までの乗車券+自由席特急券
  • 「伊予灘ものがたり」下車駅から発駅へ戻る乗車券+自由席特急券

 これだけのものが一回の申し込みで手配できる上に、1ヶ月以上前から申し込みができます。早めに申し込めば個札よりいくらかアドバンテージがあると思います。また、送料は別途必要ですが、通信販売にも対応しているので、四国外からの利用も可能です。

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謎のE券

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 私が3年前に「大洲編」を利用した際の「伊予灘ものがたりきっぷ」です。これに指のみ券と食事券が付きます。それにしても2枚目のE券の存在が謎です。グリーン券を発券する際に「ゆき券」なり「かえり券」なりに指定券発行印を押せば済むような気がするので、存在意義がよく分かりません。

 出発エリアは以下の12に細かく分かれていて、瀬戸大橋線を除くJR四国営業エリアを網羅しています。なお、エリア4は券面に「伊予桜井~市坪」ではなく「今治・松山」と表記されるようです。

      1. 高松エリア:高松~坂出
      2. 観音寺エリア:宇多津~箕浦、多度津~讃岐財田
      3. 新居浜エリア:川之江~伊予三芳
      4. 松山エリア:伊予桜井~市坪
      5. 双岩・八幡浜
      6. 宇和島エリア:伊予石城~宇和島、北宇和島~若井
      7. 志度エリア:昭和町~讃岐相生
      8. 徳島エリア:阿波大宮~徳島、阿波富田~地蔵橋、阿波大谷~鳴門、佐古~川田
      9. 阿南エリア:中田~海部
      10. 阿波池田エリア:坪尻~大歩危、佃~穴吹
      11. 高知エリア:土佐岩原~朝倉
      12. 須崎エリア:枝川~窪川

 きっぷの売り方としては限りなく旅行商品に近い形ですが、商品ページに記載されている通り、旅行商品ではなく特別企画乗車券(トクトクきっぷ)の扱いなので、〇企のマークと金額が入っています。トクトクきっぷ部分の価格が3,000円で、これに2,500円の大洲編の食事予約券が付いて、5,500円がこの商品の発売額でした。

 ここで松山エリアを松山発とみなして列車部分がどの程度割安になっているかを3年前当時の運賃・料金で試算してみます。

  料金 備考
往復乗車券  1,900円  
グリーン料金 980円 松山~伊予大洲間 
(伊予長浜経由)
自由席特急料金  750円 伊予大洲~松山間 
(内子経由)
3,630円  

 正規で3,630円のところが3,000円になっていて、2割弱安くなっています。松山発でこの値段ですから、今治発だったらもっと割安になっています。

 往復に必要なものが一括で手配でき、それがさらに割安になっているので、フリーきっぷ併用でなければ利用しない手はないです。また、こういった形態のきっぷには珍しく経路上で途中下車できたりします。とにかく覚えておいて損はないと思います。