続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ。そろそろ15周年。

ひかり577早特きっぷ

 「ひかり577早特きっぷ」はその名のとおり「ひかり577号」でしか利用できない事前購入型のきっぷです。上り用の「ひかり576早特きっぷ」という同条件のきっぷもあり、両方とも昨年の5月から発売されていました。

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ひかり577号:姫路駅 2019/8/24

 「ひかり577号」は姫路13:14→博多15:28のダイヤで、700系「ひかりレールスター」で主に週末に運転されていました。停車駅は岡山・広島・新下関・小倉とほぼ最小限なので、往年の「ひかりレールスター」らしい走りが堪能できます。

 それにしても、姫路始発というのは中途半端です。新大阪駅はホームの容量に余裕がない上にJR東海の管轄なので、JR西日本の都合で増発しにくいため姫路始発にしたんじゃないかと勝手に解釈しています。

 「ひかり577早特きっぷ」は「ひかり577号」の普通車指定席の確保が条件で、14日前までの購入が必要で、購入後の変更は不可です。e5489のみでの取り扱いで、駅や旅行会社での発売はありません。JR西日本のトクトクきっぷでは珍しく2名縛りはなく1名でも利用ができます。

 設定区間は姫路~小倉・博多で、特定都区市内制度の北九州市内・福岡市内は適用されず単駅になります。価格は両区間とも大人8,000円で同額です。小児は1,000円(小児単独利用は不可)なので、家族旅行にもいいと思います。

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ひかり577早特きっぷのチラシ(一部抜粋)

 ただ、「ひかり577号」が姫路を昼過ぎに発車するのは正直遅いと思いました。当時のパンフレットには大阪から新快速で姫路に行って、姫路周辺を観光してから乗るというモデルプランが掲載されていましたが、このきっぷを利用する人は姫路に用事はなくて早く安く九州に着きたいんじゃないかなと思います。せめて11時ごろには姫路を出て、昼過ぎには九州に着きたいものです。

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 このきっぷの存在および「ひかり577号」という列車については当初から気になってはいましたが、なかなか利用機会がありませんでした。今年の夏休みにようやく利用してきました。企画券の本券と指のみ券のセットになっています。きっぷは博多まで購入していますが、予定を変えて令和コスタ行橋駅に寄ったので小倉で放棄しています。

 気合を入れて1ヶ月前に予約したものの、実際は拍子抜けするほどガラガラでした。同じ号車には姫路発車時で4~5人でした。岡山から外国人がたくさん乗ってきて3分の1ほど埋まりましたが、彼らは広島できれいに降りてしまい、新下関でついに私1人になりました。周知不足なのか時間帯の悪さなのか分かりませんが、夏休み中の土曜日でこの惨状はびっくりでした。


 「ひかり577(576)早特きっぷ」は9月29日で発売終了しています。代わりに12月1日乗車分より「バリューひかり早特21」というどこかのハンバーガーセットのような名前のきっぷが発売されています。

 21日前までの購入が必要で縛りがきつくなった代わりに大人6,900円に値下げされています(小児は引き続き1,000円)。また、下りの対象列車の「ひかり583号」は姫路9:44→博多11:47と使いやすいダイヤに変わり、上りの対象列車も3本(実質2本)に増えているので、使い勝手は向上しそうです。

 個人的にはまた課題が増えてしまった感です。