びわこエクスプレス
◆種別:特急
◆区間:米原・草津~大阪(下り2本、上り1本)
特急「びわこエクスプレス」は米原~大阪間で運転されていた「びわこライナー」を特急に格上げする形で平成15(2003)年に登場しました。「びわこライナー」当時から平日のみの運転で土休日の運転はないので、遠方から利用するには少々苦労する列車です。
車両は681・3系で、北陸線特急の間合い運用でした。平成26(2014)年3月のダイヤ改正で大阪発草津行きの下り1本(2号)が増発され、上り1本下り2本という変則的な体制になりました。そして、2号にはなんと特急「はまかぜ」で使用されているキハ189系が充当されました。
キハ189系は「はまかぜ6号」の運用を終えて京都支所への回送ついでに運転されていると思われますが、全区間架線下を走るディーゼル特急は最近ではあまり例がありません。他にKTR8000形を使用した特急「まいづる」「はしだて」ぐらいだと思います。
一昨年、泊まりで大阪出張に行った際にようやくキハ189系の「びわこエクスプレス2号」に乗ることができました。いつか乗りたいと思いつつ4年が経っていました。
2号は3両編成で最後尾の1号車が指定席で、前2両は自由席です。「チケットレス特急券」が設定され、割安に指定席が利用できるので、どの程度指定席が利用されているか興味がありました。
私が乗った日は木曜日で、新大阪発車時点で自由席は3~4割で指定席は3人だけでした。増発しているので利用が好調なのかと思いましたが、思ったより少ないなと感じました。新大阪を4分前に京都行の「はるか52号」が発車しているので、そちらに流れた可能性はあるかもしれません。
【補足:2023/3/20】
「びわこエクスプレス」は2024年3月のダイヤ改正で「らくラクびわこ」に改称されていますので、運転終了扱いとしています。