続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ。そろそろ15周年。

国会議員のきっぷ

 国会議員は議員活動のためJRの無料パス(鉄道乗車証)が支給され、運賃や特急料金・グリーン料金が無料になるのは有名な話だと思います。これは「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」という法律に定められています。この費用は税金からJRグループに払われており、無償で提供されているわけではありません(国鉄時代は国鉄が負担していたそうです)。2009(平成21)年度の実績では12億408万円の予算が確保されていました。

 国会議員1人当たり歳費(給料)や期末手当(ボーナス)が約2,400万円と月100万円の文書通信費(非課税)が支給されており、JRの無料パスまで必要なのかという批判は確かにあります。私個人的には選挙で選ばれた国民の代表者である国会議員の活動には必要な措置なので、費用に見合った仕事をしてくれればいいと思っていますが、そうでもなさそうな人の方が目立つのが残念なところです。

 普通列車については鉄道乗車証の呈示で乗れるようです。特急券については専用の申込書に記載し窓口で発券します。

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N型マルスで発券された新幹線特急券

 1990(平成2)年にN型マルスで発券された国会議員の無料パスを使用した新幹線特急券です。上越新幹線の「あさひ」が懐かしいです。右上の〇国の印とともに、右下に「コツカイギイン」と印字されています。特急料金とグリーン料金の内訳がいずれも0円で、領収額は¥***になっていてあたかも指のみ券のようです。鉄道乗車証とこの特急券で乗車するイメージです。

 発売箇所の「コツカイB-2」は国会内にある交通公社(現:JTB)の店舗です。関係者以外の利用はできません。見学で国会の中に入れたとしてもJTBの利用はできません。国会内JTBで発売されたきっぷは入手するのが難しいため、以前ヤフオクで結構な手数料を乗せた購入代行が役務として出品されていたこともあります。

 余談ですが、東北・北海道新幹線や北陸新幹線のグランクラスはこの無料パスでは利用できないそうで、別途特急料金とグリーン料金が必要になります。九州のDXグリーンはどうなんでしょうね?