4月1日予約分より、JR西日本のe5489で「サンライズ瀬戸・出雲」の個室寝台が予約できるようになりました。昨年10月よりノビノビ座席は予約できるようになっており、それに続くものです。ただ、初めて予約する時には面喰らいます。
まず、5月28日18時発の出雲市→東京で「一度も乗り換えしない」条件を指定して検索すると、「サンライズ出雲」が検索結果が表示されます。ここで禁煙シングルを予約するつもりで、B寝台禁煙を選択し次画面に進みます。
「きっぷの選択」というよく分からない画面が出てきます。これはeきっぷかチケットレス特急券かそれ以外の「通常のきっぷ」か選択させる画面ですが、この区間では「通常のきっぷ」しか選択できないので、意味のない画面です。とっとと次へ進みます。
個室寝台なのでシートマップ機能が使えないのは仕方ないかもしれません。おとな1名を選択し、次の画面に進みます。
最終確認画面で料金券12,900円という金額を見て初めて異変に気付きます。シングルを予約するつもりだったのに、シングルツインの1人利用で予約しそうになっています。
1人予約の場合シングルツインしか予約できないんだったら使えねぇなと思っていたところ、twitter経由でやり方を教えていただきました。
最初の「サンライズ出雲」が検索された画面の赤丸で囲んだ「▶この列車を変更」のリンクを押すと、このような子画面が立ち上がります。ここで「後の列車」を押して次画面に進みます。
そうすると、列車の変更画面が表示され、ソロ・シングル・サツイン(=サンライズツイン)が表示され、選択できるようになります。以前の記事でサンライズのB寝台は設備によってきっぷに印字される列車名が異なることを紹介しました。e5489のシステムにもそのように登録されています。
まず、サツインという表現はヲタ以外には分かりにくいです。それに操作方法も複雑でe5489の使い方にソコソコ慣れているという自負があった私でもうまくできなかったので、最初の検索結果で表示するようにできないもんかなと感ずるところです。
4月に奈良県の吉野に桜を見に行った際の帰りにさっそくe5489でサンライズの個室寝台を予約してみました。シングルデラックスについては列車の変更をすることなくスムーズに予約できます。
当初はシングルを利用するつもりでしたが、思いがけずシングルデラックスが空いていたのと、新型コロナの影響でしばらく旅行できなくなりそうな予感がしていたため、初めてサンライズのシングルデラックスを利用しました。室内に机や洗面台があったり、専用のシャワールームがあったりとB寝台とは違った世界を楽しみました。
いいかげん自宅軟禁生活に疲れてきたので、そろそろまた遠出をしたいものです。シングルデラックスももう少し長い距離乗りたいところです。