続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

成田スカイアクセス連絡

 京成電鉄の成田スカイアクセス線は2010(平成22)年7月に開業しました。そろそろ10周年になります。この時新たに開業したのが印旛日本医大~空港第2ビル間で、京成高砂~印旛日本医大間はもともとあった北総鉄道線です。

 10年前の記事で成田スカイアクセス線→JR線の連絡券を紹介していました。

 京成高砂~印旛日本医大~成田空港間を京成の成田スカイアクセス線として定義し、京成・北総の合算ではなく、京成の運賃が適用されています。

 ただし、京成本線と通しで利用する場合は京成高砂駅で運賃計算を打ち切るというトリッキーな計算方法を採ります。現在の成田スカイアクセス経由の京成上野~成田空港間の運賃は1,270円で、京成上野~京成高砂の270円と京成高砂~成田空港の1,000円の合算です。

 開業当初は日暮里接続の成田スカイアクセス経由の連絡運輸は京成からの片連絡のみだったと記憶しているんですが、いつの間にかJRからも連絡運輸が設定されていました。成田空港に行くときは車かJRを利用しているので、なかなか試す機会がなかったんですが、昨年の今日ようやく利用しました。

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 こちらが現物です。85mm券なので社線の運賃情報がマルスに収容されています。着駅名が「スカイアクセス空港第2ビル」となっていてかなり特徴的です。日暮里~空港第2ビル間は成田スカイアクセス線と京成本線経由で運賃が異なるため、経由は成田スカイアクセス線経由を示す「成田スカイ」となっています。近距離券売機には設定がある駅は見たことがないので、窓口のみの発売だと思われます。

 この券は日暮里駅の京成電鉄との乗り換え口の自動改札には通らず、有人改札を利用しました。そのため、京成電鉄日暮里駅のチケッターが入っています。京成電鉄のチケッターは初めてお目にかかりました。