続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

チケットレス特急券拡大

 今年2月1日よりJR西日本のチケットレス特急券の利用エリアが拡大されました。これまでなぜか手薄だった北近畿エリアがようやくカバーされました。

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チケットレス特急券利用エリア拡大を知らせるポスター:豊岡駅 2020/3/8

 利用できるようになったのは「eチケットレス特急券」と普通の「チケットレス特急券」で、「J-WESTチケットレス」は引き続き利用できません。拡大された区間は以下のとおりです。

   2020/1/31まで  2020/2/1から 
東海道・山陽線   京都~姫路 京都~姫路(変更なし) 
山陰線   京都~園部 京都~城崎温泉
福知山線   尼崎~篠山口 尼崎~福知山
舞鶴線   (利用不可) 綾部~東舞鶴
播但線   (利用不可) 姫路~和田山

 利用できないのは特急「はしだて」の京都丹後鉄道内発着、「はまかぜ」の竹野~鳥取間発着の場合ぐらいで、北近畿方面のほとんどの列車・区間で利用できるようになりました。

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e5489予約画面

 先月、毎年恒例の北近畿方面への旅行をした際に「eチケットレス特急券」を利用しました。e5489の選択画面で去年まで表示されていなかった「eチケットレス特急券」が表示されていたので、「園部より先も使えたんだっけ?」と不審に思いつつ予約しました。もっとも、価格は「eきっぷ」と同じなんですが…。

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 チケットレス特急券をチケットレスにしないで利用した現物です。当然ながら、福知山駅での2列車乗り継ぎにも対応しています。これまで「チケットレス特急券」は2列車乗り継ぎになる設定がなく、席無し券+指のみ券2枚になったのは北近畿エリアが初めての例だと思います。

 来年春に北近畿方面へICOCAの利用エリアが拡大される予定です。それに先立ってのチケットレス特急券の導入なんでしょう。ただ、ICOCAは片道200Km以内の利用という制限があります。乗車券の区間が新大阪→城崎温泉だと187.5Kmで200Km以内に収まりますが、例えばこれが高槻→城崎温泉になったりすると200Km超えてしまうので注意が必要です。