続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

高松・松山おでかけきっぷ

 昨年12月1日~25日の期間限定で「日帰り往復高松・松山おでかけきっぷ」というきっぷが発売されました。これがなかなかすごいきっぷでした。

 期間中毎日設定され、効力は高松~松山間の特急自由席での日帰り往復で、両側からの発売でした。予讃線内のみどりの窓口設置駅と栗林・志度・三本松駅、高松・松山のワープ支店、それにJR四国webツアーで発売されました。

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松山駅のポスター 2020/12/19

 名目上の発売額は大人7,680円で、同区間のトク割4枚回数券(自由席用)の2回分の価格の6,720円より少し割高になっています。しかし、ここから「GoToトラベルキャンペーン」の給付金2,680円が差し引かれて、実発売額は5,000円ちょうどになります。

 さらに、1,000円の地域共通クーポンとJR四国キオスクの松山銘品館(松山発は高松銘品館)の1,000円分の利用券が付いてきました。なので、日帰り限定ながら高松~松山の特急自由席往復が実質3,000円で利用できるというとんでもないきっぷでした。しかも、駅では当日購入可能でした(webは6日前まで)。

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 きっぷはwebで申し込みました。金額は名目上の発売額になっています。様式はそれほど特殊ではないですが、JR四国の往復タイプのトクトクきっぷは「ザ・席券」「ザ・グリーン券」の購入によって指定席やグリーン席への上位変更できるものが多いですが、このきっぷはできないのが特徴です。

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 四国キオスクの利用券と地域共通クーポンもきっぷと一緒に送られてきました。四国キオスクの利用券は説明書きの通り、使用時にかえり券の内容を確認されました。また、地域共通クーポンは利用エリアと有効期間が印刷されていました。高松発だったので、利用エリアは愛媛県とその隣接県になっていました。

 それにしても、JR四国は手を変え品を変えいろいろな商品を出してきます。以前、社長が反転攻勢と発言していたとおり、旅行需要が低迷する中でも何とかしようという気概が感じられます。このきっぷは12月25日で発売終了しましたが、「GoToトラベルキャンペーン」が再開されたらまたいい商品を出ることを期待しています。