続・吾輩はヲタである

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eチケット早特14

eチケット早特14

 「eチケット早特14」はJR西日本のe5489で発売している北陸新幹線の早期購入割引です。14日前までに購入すると乗車券+特急料金が「新幹線eチケット」の30%引きになります。昨年3月から期間限定商品という形で期間を区切って発売されており、今のところは今年9月末までの発売予定です(また延長されるかもしれませんが)。

 価格の比較は以下のようになっています。価格や商品内容はJR東日本の「新幹線eチケットレスサービス」の「お先にトクだ値」とほぼ同じです。  

  eチケット
早特14
新幹線eチケット
通常価格
eチケット
早特1
J-WEST
eチケット
東京~飯山 5,990円 8,580円 7,710円 設定なし
東京~上越妙高 6,450円 9,240円 8,310円 設定なし
東京~糸魚川 7,700円 11,000円 9,900円 10,450円
東京~富山 8,930円 12,760円 11,480円 12,210円
東京~新高岡 9,540円 13,630円 12,260円 13,080円
東京~金沢 9,920円 14,180円 12,760円 13,630円
長野~富山 4,920円 7,040円 6,330円 6,710円
長野~新高岡 5,150円 7,370円 6,620円 7,040円
長野~金沢 6,230円 8,920円 8,020円 8,590円
購入期限 14日前 当日 前日 当日

  「eチケット早特14」の設定区間は東京・上野・大宮~飯山以遠と長野~糸魚川以遠です。これ以外の区間は設定がありません。おそらく「お先にトクだ値」と商品内容を合わせたんだと思いますが、e5489でJR東日本区間で完結する首都圏~飯山・上越妙高発着の設定があるのは興味深いです。 

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 昨年3月に利用してきた「eチケット早特14」です。交通系ICカードの番号を登録すればチケットレスでも利用できますが、そんなことするわけがないです。一昨年から昨年にかけて発売されていた「WEB早特14」は乗車券と特急券が分かれていましたが、こちらは「トクだ値」と同様に一葉になっています。

 この時は事前予約を仕込んでいたものの、1ヶ月前10時の時点でまさかの満席となり、慌ててネットを開いて確保したものです。もう少し早い時間の「かがやき」を希望していたんですが、人気の時間帯は事前予約でも取れないことは覚悟しておいた方がいいです。

 確証はありませんが、「お先にトクだ値」と「eチケット早特14」の座席枠については、繁忙期は両方で共通の座席枠で、そうでない時期は別々で座席枠のように見えます。

 繁忙期に「eチケット早特14」で最後の1席を確保したところ、先ほどまで△表示だった同じ列車の「お先にトクだ値」 も満席になりました。逆に繁忙期でない時期は「お先にトクだ値」で満席だった列車でも「eチケット早特14」で空席を拾えたことがありました。

 それはそれでめでたしめでたしなんですが、一点だけ気を付けなければならないのは、北陸着の「eチケット早特14」では「北陸周遊乗車券」は購入できないことです。あくまで「えきねっと」の「新幹線eチケットレスサービス」を利用する必要があります。もし利用予定がある場合は注意が必要です。名前が紛らわしいと言えばそうなんですが。