蒲郡駅改札
2018(平成29)年10月より東海道線・岡崎~豊橋間で「集中旅客サービスシステム」が導入され、蒲郡を除く相見~愛知御津間の駅が遠隔管理・無人化されました。蒲郡駅だけは「きっぷうりば」(≒みどりの窓口)が生き残っています。
蒲郡駅の「きっぷうりば」は上の写真のように改札口と隣接しています。営業時間は5:35~22:20です。新快速が全列車停車し、直営駅でもあり、近隣の駅がごっそり遠隔管理・無人化されたせいもあり、かなり長いです。しかし、上の写真は夜8時過ぎのものですが、窓口は閉まっています。
窓口にはこのような「お知らせ」が掛かっていました。閑散時間帯は改札と窓口が一人で兼務するような形です。こういう勤務体系は全国各地の小駅で早朝夜間(駅によっては終日)に見られるもので、特に珍しいものではありません。
蒲郡駅が珍しいのは改札口に設置されたマルス端末(「きっぷうりば」とは別の端末)で常用のきっぷを発券するところです。発売箇所表記はそのまんま「蒲郡駅改札」となっています。
改札口のマルス端末は用途が限定される場合がほとんどですが、蒲郡駅ではこうしてクレジットカードも使えますし、入場券だって前売りのきっぷだって買えます。改札で発券対応をやるのが何時なのか詳細は把握していませんが、20時以降は改札で対応していると聞いています。
ちなみに、同様の表記で以前紹介した「下呂駅改札」は指定席券売機導入に伴って窓口が減らされた影響によりなくなったそうです。