続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

秋の乗り放題パス

秋の乗り放題パス

 「秋の乗り放題パス」は鉄道の日(10月14日)を記念して2012(平成24)年以降毎年10月に発売されている、期間中に連続する3日間JR全線の普通列車が利用できるフリーきっぷです。今年は今日10月2日から24日までの連続する3日間です。

 効力からして秋の「青春18きっぷ」と言ってもいいぐらいですが、「秋の乗り放題パス」と「青春18きっぷ」の大きな違いは小児用の有無で、「秋の乗り放題パス」には小児用があります。

 かつては「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」という、期間中に3回利用できる「青春18きっぷ」のミニチュア版のようなきっぷでしたが、2012年から現在の3日連続という形態になり、名称も「秋の乗り放題パス」となっています。

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120mm券(2019年まで)

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85mm券(2020年から)

 「秋の乗り放題パス」は長らく120mm券でしたが、自動改札機対応のためか昨年から85mm券となって使いやすくなっています。でも、下車印集めをする人は押印できるスペースが減っていますから、歓迎できないかもしれません。

 昨年は新型コロナ禍で旅行需要が落ち込んだ後の「GoToキャンペーン」の最中だったこともあり、「旅に出よう!日本を楽しもう!」というメッセージも印字されています。今年発売分にはありません。

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秋の乗り放題パス用の北海道新幹線オプション券

 特急列車や並行在来線の第三セクター利用時の特例は「青春18きっぷ」と同じです。また、「青春18きっぷ」の北海道新幹線・奥津軽いまべつ~木古内間と道南いさりび鉄道・木古内~函館間が利用できるオプション券は「秋の乗り放題パス」用にも設定があります。

ひとこと

 「青春18きっぷ」が5回で12,050円で1回(1日)あたり2,410円に対し、「秋の乗り放題パス」は3日間で7,850円で1日当たり2,617円になります。3日間連続という形態は正直使いにくいと感じているので、「青春18きっぷ」より割高なのは若干腑に落ちないところですが、「青春18きっぷ」の価格水準がそもそも安いので文句言っちゃいけないのかなと思っています。

 個人的には「青春18きっぷ」と統合して3回7,500円ぐらいで発売し、春夏秋冬と年4回発売にしてもいいような気がします。

使い勝手:★★★★☆

お得感:★★★★★

小児用:あり

当日発売:あり