ひろしま1デイきっぷ
「ひろしま1デイきっぷ」は昨年秋に開催された「せとうち・広島デスティネーションキャンペーン」(以下「せとうち・広島DC」)の期間中に発売されていた土日祝日有効で広島県内のJR線を利用できるフリーきっぷです。
せとうち・広島DC終了に伴って昨年末でいったん発売終了しましたが、フリー区間が拡大された上で今年4月から再発売されています。
【フリー区間】
- 山陽線:大門~広島~岩国
- 山陽新幹線:福山~新岩国
- 呉線:三原~海田市(全線)
- 可部線:横川~あき亀山(全線)
- 芸備線:広島~東城
- 木次線:油木~備後落合
- 福塩線:福山~塩町(全線)
利用前日までの購入が必要です。特急券を購入すれば山陽新幹線も利用できます。JR西日本宮島フェリーは利用できません。
価格と発売箇所については以下のように変遷しています。赤字の部分は前回の発売から変更になった箇所です。
利用日 | 発売箇所 | 発売額 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
みどりの 窓口 |
みどりの 券売機 |
e5489 | 大人 | 小児 | ||
第1期 | 2021年4月~6月 | × | 〇 | 〇 | 2,000円 | 500円 |
第2期 | 2021年7月~9月 | × | × | 〇 | 2,200円 | 500円 |
第3期 | 2021年10月~12月 | × | × | 〇 | 2,500円 | 500円 |
現在発売されているものはe5489のみでの発売で大人2,500円です。売れ行きや利用実態を勘案して商品内容を変えているんだと思いますが、利用者側からすると短期間に商品内容をコロコロ変えるこのやり方は賛成できません。普通の人だったら「春はみどりの券売機で買えて2,000円だったのに、秋には買えなくなって2,500円なのはなんで??」と疑問に感じると思います。
私が利用してきた現物です。いずれも第1期のものです。e5489で予約した場合は広島・山口県内と山口線・津和野駅(ここだけは島根県)の駅のみどりの窓口・みどりの券売機で受け取れます。上のきっぷもエリア外ですが山陽線・厚狭駅で受け取っています。第2期以降はみどりの券売機で直接発売しなくなったので、下の券は今では発券できません。
ひとこと
今まで広島県内のお出かけに使えるフリーきっぷがあまりなかったので、こういうきっぷが発売されたことは評価できます。特急券を買い足せば新幹線が利用できるのも便利です。
私が利用したのは第1期だったので、1日2,000円は安いなと思って飛びつきました。それが第3期は2,500円にまで値上がりしてしまったので、★は1つ減らしました。それでも、福山や三原から広島まで往復するだけで元は取れます。できればコロコロ商品内容は変えずに通年販売化して欲しいものです。
使い勝手:★★★★☆
お得感:★★★☆☆
当日発売:なし(前日まで)
小児用:あり