糸魚川駅ビジネスえきねっと
えちごトキめき鉄道では2015年の開業時に、ＪＲ時代にマルス端末があった駅のうち春日山・高田・新井・妙高高原・糸魚川の5駅に「ビジネスえきねっと」が設置されました。二本木・関山の2駅には設置されませんでした。
「ビジネスえきねっと」が設置された5駅のうち、旧信越線の妙高はねうまラインの4駅には2017年4月にMR51型のマルス端末に置き換えられ、糸魚川駅のみ「ビジネスえきねっと」が残っています。
実は糸魚川駅の「ビジネスえきねっと」で購入できるのは「えちごツーデーパス」と「しらゆきWきっぷ」の2種類のトクトクきっぷに限られます。この2種類と自社端末で発券する糸魚川発の大糸線・南小谷までの乗車券以外のＪＲ関連のきっぷを買いたい場合は隣接するＪＲ糸魚川駅に誘導されます。
糸魚川駅の「ビジネスえきねっと」で購入した「えちごツーデーパス」です。発売箇所表記は「新潟法人Ｂ２」と印字されていますが、右下に「糸魚川駅」という印が押されています。「Ｃ制」の印があるとおりクレジットカードの利用もできました。
あくまで推測になりますが、糸魚川駅にマルス端末を設置せず「ビジネスえきねっと」を残した理由は、マルス端末を設置すると旧北陸線だった関係からＪＲ西日本の管轄となり、ＪＲ東日本で取り扱う先述の糸魚川が利用エリアに入る2種類のトクトクきっぷが発券できないんじゃないかと思います。そのため、あえて「ビジネスえきねっと」を残してるような気がします。
以前の記事で書いた通り、ＪＲ糸魚川駅のみどりの窓口は昨年12月に閉鎖されています。もし万が一えちごトキめき鉄道の糸魚川駅にマルス端末が新たに設置できるとしたら、窓口対応を望む人がソコソコＪＲから流れてきて手数料を稼げると思うんですがどうでしょうかね？鳥〇さん。
