新前橋~渋川百周年記念
◆種別:快速
◆区間:高崎~水上
上越線・新前橋~渋川間は1921(大正10)年7月1日に開業し、昨年7月で100周年を迎えました。
それに伴う記念イベントとして、昨年7月3日に新前橋駅と渋川駅で「100 周年メモリアルフェス in 新前橋・渋川」が開催されました。また、同じ日に高崎~水上間で快速「新前橋~渋川百周年記念号」が運転されました。
列車名では判断ができませんが、この列車はSL(D51)+12系客車でした。昨年4月に運転された快速「力あわせるぐんま」号も列車名にSLが付かないSL列車でした。
同じ区間で運転されるSL列車と言うと快速「SLぐんまみなかみ号」が連想されます。「新前橋~渋川百周年記念号」と2週間後の7月17日に運転された「SLぐんまみなかみ号」とダイヤの比較をしてみます。
SLぐんま みなかみ |
新前橋渋川 百周年記念 |
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高崎 | 9:56発 | 9:56発 |
新前橋 | 10:09着 10:14発 |
10:09着 10:40発 |
渋川 | 10:34着 10:55発 |
11:01着 11:41発 |
水上 | 12:03着 | 12:50着 |
乗客が新前橋駅と渋川駅で記念イベントに参加できるようにするため、停車時間が3〜40分確保されていました。そのため、高崎の発車時刻は同じですが、水上到着は47分遅くなっています。
この列車は「えきねっと」の事前予約で並びで2席確保できました。激戦になるかと思いきや、意外とあっさり取れて拍子抜けしました。甥1が走行シーンを撮りたいと言うので、上越線・井野駅で撮影し後続列車で移動して新前橋駅で追いつけました。停車時間がいつもより長く確保されていたためできた芸当です。
ただ、列車名こそ「新前橋~渋川百周年記念号」となっていましたが、乗っている分には普段の「SLぐんまみなかみ号」と変わりませんでした。
SLは水上駅到着後に切り離され転車台で回転されてから構内の整備線に入ります。普段はそこで給水や整備点検を行ない、その様子は柵の外から見ることができます。復路は「新前橋~渋川百周年記念号」の設定はなく、「SLぐんまみなかみ号」として運転されたためヘッドマークの交換が行われていました。
甥1がその場にくぎ付けでなかなか離れようとしなかったので、接続の上越線に危うく乗り遅れそうになりました。ここでヘッドマークの交換をされることはあまりなく、なかなか面白いなと思いました。