続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

総販乗車票マルス化

 JR北海道の総販システムはJR北海道管内で完結する乗車券類を発売していました。収入管理のためシステム自体は使われているものの、消費税増税および運賃値上げを行った2019年9月末できっぷを発券する機能を使わなくなりました。

 そのため、前出しの総販券を使用していた簡易委託駅で発売されるきっぷが常備券に逆戻りしたのは以前の記事で紹介しました。

 気になっていたのは総販システムで発券されていた、パックツアーのオプションとなる〇契の乗車票の動向でした。昔は常備軟券も多数見られたので、簡易委託駅のきっぷと同様に常備券に戻る可能性もありうると思いました。

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 総販システムで発券された〇契の乗車票の一例を挙げるとこのようなものです。「札幌フリーパス」は札幌近郊のJR線の普通列車が利用できるフリーパスで、飛行機+宿泊がセットになったパックツアーのオプションとして発売され、乗車票単体では発売しません。ツアー会社からバウチャー券が発行され、それを指定駅のみどりの窓口に提出して乗車票に引き換えます。

 その後、新型コロナ禍でしばらくパックツアーを使って北海道に行く機会がなかったんですが、〇契の乗車票は総販券からマルス券に変わったらしいという情報は入っていました。

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 先日、ようやくマルス券になった〇契の乗車票を入手しました。同じ「札幌フリーパス」の2日間用です。路線図は同じですがガラッと様式が変わりました。「フリーエリア内2日間乗り放題」という大きな印字が目を引きます。

 左上に遠慮がちに小さく(契)が、右上にはバウチャー券の購入箇所とトクトクきっぷのような商品コードが印字されています。JRで購入するわけではないので金額は***になっていますが、有効日数の表記はトクトクきっぷそっくりです。

 でも、この様式だと小児券の場合の「小」の字を印字はどこにするんでしょうね?まさかの右下でしょうか?