4月1日だからと言って気の利いたエイプリルフールネタはないんですが、今日から首都圏で発売されている「休日おでかけパス」を始めとする以下の5つのトクトクきっぷがみどりの窓口での発売を終了し、券売機での発売に変更されます。
- 休日おでかけパス
- 都区内パス
- 東京フリーきっぷ
- ヨコハマ・みなとみらいパス
- のんびりホリデーSuicaパス
ちなみに、「のんびりホリデーSuicaパス」は「休日おでかけパス」の利用エリアから新幹線と久留里線を除外したきっぷで、「休日おでかけパス」のICカード専用版に相当するきっぷです。
この5つの中で「東京フリーきっぷ」以外は発売エリアの近距離券売機や多機能券売機で当日分の発売しているんですが、それすらも止めて指定席券売機に一本化するのか気になります。
このことは駅にも掲示されているんですが、指定席券売機に一本化すると書いてあるところもあれば、単に窓口での発売を取り止めるとしか書いていないところもあって、実際確認してみないと何とも言えないところです。(下記補足参照)
また、「休日おでかけパス」以外はSuicaに載せることもでき、先月からはモバイルSuicaでの対応も始まりました。
JR西日本ではみどりの窓口では発売せず、e5489やみどりの券売機で発売というきっぷはたくさんありますが、JR東日本では今まで意外となかったと思います。「山手線パス」、「中央線料金回数券」、「シンカリオン×てっぱくきっぷ」ぐらいだったように思います。
きっぷの販路を狭めることによって、今後はモバイルSuicaを含むICカードでの利用を促進していくものと思われます。
「休日おでかけパス」は月1回程度利用しています。当日でも購入できてフリーエリアが広く、特急列車や普通列車グリーンも別途購入すれば利用できるので重宝しています。
個人的にはみどりの窓口閉鎖予定駅で、何となく先の予定の「休日おでかけパス」を買うことが多いです。あまり早く先の予定を立てすぎて自爆することもありますが。こちらの3枚はいずれもみどりの窓口閉鎖駅で購入したものです。
私の生活圏の中では指定席券売機で専売になっても困りませんが、指定席券売機がなく近距離券売機や多機能券売機しかない駅だと事前購入が必要になるので面倒になると思います。みどりの窓口での発売は取りやめるにしても、券売機の販路は狭めない方がいいと思うんですがね。
もっとも、「休日おでかけパス」は未使用であれば使用前に1回だけ利用日の変更ができますので、その際はみどりの窓口でやってもらうことになろうかと思います。
【補足:2022/4/18】
宇都宮(東北)線・小山駅の近距離券売機・多機能券売機を確認したところ「休日おでかけパス」の口座を確認しました。発券した現物も付けておきます。
東京駅でも同様に「都区内パス」の口座を確認しました。今回の措置はみどりの窓口で発売していた4つのトクトクきっぷは指定席券売機での発売に一本化されたのではなく、みどりの窓口での発売を終了しただけということになろうかと思います。