JR東海では「のぞみ」運転開始30周年を記念して2種類の記念きっぷを通信販売で発売しました。
- 東京・品川→新大阪の常備券の新幹線自由席特急券
- 東京→新横浜、新大阪→京都の乗車券と新幹線自由席特急券のセット
1については以前の記事を参照してください。今回は2について取り上げます。「JR東海MARKET」を利用する販売方法については1と同じです。
2は東京→新横浜と新大阪→京都の2区間の乗車券と新幹線自由席特急券の4枚セットです。300系以降の車両の走行写真がデザインされた短冊タイプのものです。価格は定価と同じ2,820円で、有効期間は3月14日から4月30日まででした。
発売日付は2022年3月14日が印字され、発売箇所は4枚とも東京駅になっていました。有効期間は裏面に印字されています。
見ての通り両方とも実使用して持ち帰っています。記念きっぷなのでさすがに穴あけはされませんでした。新大阪→京都の乗車時は使用開始日から間もなかったため、こちらから頼まないでもチケッターや無効印押す位置を配慮してくれましたが、東京→新横浜の乗車時は使用開始日から1ヶ月以上経っていて夜遅かったせいか、まあまあ雑に扱われていたりします。
このきっぷの写真ですが、てっきりプロの写真家に依頼したものかと思っていたら、すべてJR東海の社員が撮影したもので、裏面に撮影者の所属と氏名が印刷されていました。記念きっぷ化されるにあたっていくらかの対価を貰って著作権は会社に移転したのかもしれませんが、自分が撮った写真が会社の記念商品として人々の手に渡るのは嬉しいことでしょうね。
個人的には東京→新横浜と新大阪→京都の2区間以外の発売を期待していますが、「のぞみ」停車駅相互に限ると、残るは名古屋発着になってしまいます。新横浜~名古屋だと9,900円で名古屋~京都間でも5,170円になり記念きっぷとしてはかなり高額になるのでさすがに望み薄ですかね。