続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

ビューさざなみリバイバル

ビューさざなみ(リバイバル運転)

◆種別:特急

◆区間:東京~館山

 房総特急の「さざなみ」「わかしお」の運転開始50周年を記念して、東京~館山間で255系を使用した全車指定席の特急「ビューさざなみ」が運転されました。

館山駅に停車する255系 2013/9/23

 房総特急は運転開始以来しばらくは183系の独壇場でしたが、1993(平成5)年に新型の255系を投入し、255系充当列車の愛称を「ビューさざなみ」としました。

定期列車時代のビューさざなみの特急券

 2004(平成16)年に「さざなみ」の車両を183系からE257系への置き換えが完了し、古い255系の方が「ビューさざなみ」、新しいE257系の方が「さざなみ」となりました。2005(平成17)年のダイヤ改正で全列車「さざなみ」に統一され現在に至ります。「ビューさざなみ」は愛称としては18年ぶりの復活となります。

 ちなみに現在の「さざなみ」は通勤輸送に特化しているため東京~木更津・君津間で上り3本・下り5本という変則的な本数で平日のみの運転です。上りの1本(6号)が255系である以外は全てE257系です。

 片や土休日は新宿~館山間で特急「新宿さざなみ」がE257系で運転されていますが、多客期は255系で運転されることがあります。なので、最近は255系が館山駅に乗り入れることが結構珍しくなっています。

今回のビューさざなみの特急券

 指定は「えきねっと」の事前受付を仕込んで容易に取ることができました。発売初日10時を過ぎても通路側であれば多数空席がありました。255系が館山まで来ることが少なくなったとはいえ、1両も廃車が発生していない現役車両であるということが人気に影響したのかもしれません。

東京駅に入線する「ビューさざなみ」 2023/2/4

 東京駅に入線する「ビューさざなみ」です。現在も「わかしお」の一部列車で運用されているため、東京駅の京葉線ホームに入線する様子は何も珍しくありません。

ビューさざなみ行先表示 2023/2/4

 行先表示は「ビューさざなみ」であるはずなのに「さざなみ」となっていました。255系は登場当初は方向幕で当然「ビューさざなみ」の幕がありましたが、愛称が「さざなみ」に統一された後にLED化されたのでROMに「ビューさざなみ」が入っていなかったんだと思います。とはいえリバイバル運転なのに「さざなみ」と表示されていて違和感があったのは事実です。

 リバイバル列車と言うときっぷは即完売し、最近は個札の発売はせず団体専用列車となることも多いですが、この列車については当日でも通路側なら少々空席がありました。

記念乗車証の硬券

 車内では記念乗車証となるD型硬券のきっぷと房総特急がデザインされた鉄カードが配布されました。JR東日本から硬券のきっぷがなくなったのが1992(平成4)年で、「ビューさざなみ」の運転開始がその翌年なので現実には「ビューさざなみ」のD型硬券の特急券は存在しないんですが、なかなかよく出来ているなと思いました。

www.tfm-sports.co.jp

 JR東日本の新幹線・特急列車の自動放送は元フジテレビの堺正幸アナが担当しています。その堺アナがこの列車(2月4日の館山行き)に乗車し肉声で車内放送をするというとんでもない企画が仕込まれていました。

 駅に到着するたびにいつも聞き慣れた堺アナのアナウンスが流れるんですが、肉声なのかいつもの自動音声かまったく区別が付かず、さすがプロだなぁと感心したものです。ちゃんと録音しておけばよかったとちょっと後悔したほどです。

館山駅に到着した「ビューさざなみ」 2023/2/4

 車両の目新しさはありませんでしたが、堺アナの乗車も含め企画は良かったと思います。255系は登場から30年が経ち、こうしてリバイバル運転が企画されたことを考慮すると、確実に終焉が近づいているように思います。かと言って後継車両の話はまったく聞かれないんですが…。