続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

特急ふらの

ふらの

◆種別:特急

◆区間:札幌~富良野

◆運転日:2024年3月30・31日

 札幌と富良野を結ぶ特急列車と言えば夏季に設定される「フラノラベンダーエクスプレス」が思い出されます。かつては1日3往復走っていましたが今夏は1往復の運転です。リゾート気動車はほぼなくなり、特急型車両も保有数を減らしてしまったので運転したくてもできないというのが実態かもしれません。

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 ところで富良野を観光するにしてはまだ寒い季節外れの今年3月30・31日に札幌~富良野間で全車指定席の特急「ふらの」という列車が運転されました。これは観光客向けではなく、3月末で廃止になった根室線廃止区間に乗りに来る鉄ヲタ向けに運転された列車です。

 ちなみに「ふらの」という列車名が使用されるのは初めてではないようで、過去(と言っても20年以上前)に「フラノラベンダーエクスプレス」の計画代走でリゾート気動車の代わりにキハ183系が充当された際に使用されたことがあったそうです。

 ダイヤは以下の通りで、途中停車駅は滝川だけでした。

下り 停車駅 上り
10:20発 札幌 21:19着
11:25発 滝川 20:15着
 
12:22着 富良野 19:20発

 下り列車は富良野到着後に14:38発の東鹿越行きの列車(9477D)に接続し、上り列車は東鹿越から18:43着の列車(9480D)と接続していました。9477Dには滝川を2時間後に発車する普通列車でも6分で接続していました。一方で9480Dから接続を受ける滝川方面の列車は2時間半後の21:12までありませんでした。

特急ふらの:函館線・滝川駅 2024/3/30

 車両はリゾート用のキハ261系5000番台でした。ただ、編成はこのようにおかしなことになっていました。滝川駅で見た時は「なんじゃこりゃ???」と目を疑いました。

富良野駅到着後の入換 2024/3/30

 当初は「はまなす編成」の予定でしたが、なんと「ラベンダー編成」との混結でした。「はまなす編成」の不具合で富良野方の2両が「ラベンダー編成」に差し替えられたようです。こういう形態で運転されたのは初めてだそうで、珍しいものに遭遇できてよかったです。

 私は3月30日に往復利用しました。旭川空港から北海道入りしていたので、富良野線か路線バスで富良野入りした方が近くて速かったんですが、この列車がどんな感じか気になったのでわざわざ滝川周りで富良野入りしました。往路は窓側はほぼ埋まっていましたが、乗客は半分程度だったと思います。

 復路は宿泊先の札幌まで利用しました。復路の方が東鹿越からの列車との接続は良かったんですが、1両に10~15人程度でガラガラに近い乗車率でした。当日午後の購入でも席は選び放題でした。私は下手したら指定席は争奪戦になるかもしれないと思っていたのでJRにとっても拍子抜けだったでしょう。

留萌線部分廃止の日の深川駅で「オホーツク4号」を待つ人々 2023/3/31

 昨年3月の留萌線部分廃止の際は最終列車で深川駅に到着し、札幌方面へ戻る大勢の客が「オホーツク4号」を待っていました。駅員は30分後の「ライラック48号」の利用を呼び掛けていましたが、その呼びかけもむなしく1両しかない自由席に多くの客がなだれ込んでデッキや通路まで大混雑していました。

札幌駅に到着したふらの号 2024/3/30

 今回の特急「ふらの」の設定はおそらくその時の反省を踏まえたものだったと思っています。結果的には空いていましたが、帰りの選択肢を増やしてくれたことは率直に評価したいです。