続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

うめきた-西口通行証

 大阪駅うめきたエリアが開業して1年ちょっと経ちます。開業後に2~3回行きましたが、うめきたエリア周辺は絶賛工事中で、うめきたホームも日中は人気は少なくがらーんとしていて、ここが賑わうにはまだ少し時間がかかりそうだなと感じます。

www.jr-odekake.net

 JR西日本のHP内の「JRおでかけネット」内で管内の一部主要駅の構内図が公開されています。ただ、有人駅や特急停車駅でも構内図がない場合があり、公開されている基準はよく分かりません。

 大阪駅についてはまだプロトタイプのようですが、駅構内の経路案内機能も搭載されている「3D構内図」なるものも用意されています。

大阪駅西口 2023/3/19

 大阪駅の三ノ宮方の端っこの1階に西口改札口が新設されました。現在の西口改札は行き止まりになっていて大阪駅の一角とは思えないぐらい閑散としてますが、今年の秋に新駅ビル「イノゲート大阪」の建設工事が完了すると(おそらく)うめきた側に抜けられるようになります。

大阪駅3D構内図(https://3dmap.jrnc.jp/JRW/mobile/#/osakaumekitaja/ より抜粋)

 現在は西口とうめきたへの往来は改札内通路(ピンクの線のイメージ)を利用することができます。その際は改札内を通過できる「通行証」を発行することになります。

西口→うめきた用

うめきた→西口用

 「通行証」とはこのようなものです。85mm券なので自動改札機も通ります。発券から20分以内に出場する必要がありますが、空いていて早足で歩けば5分もかかりません。券面は西口とうめきたで異なっています。西口・うめきた以外の改札(御堂筋口や桜橋口など)への通り抜けや車内への立ち入りはできません。

券売機初期画面

「通行証」はこちら ボタンを押す

 「通行証」の発行は近距離券売機で行います。初期画面に「通行証」のボタンがなくて???と思いますが、右下の入場券ボタンを押して次の支払画面の右上にある『「通行証」はこちら』ボタンを押すと発券されます。くれぐれもお金を払ってはいけません。

 「通行証」ボタンを初期画面に表示させないあたり、あまり利用されたくないのかなと勘繰っていますが、かつて高架化工事中の摂津本山駅でも南北の通行の利便性を図るために同様の「通行証」が発行されていました。

 この措置が今年秋の「イノゲート大阪」が開業するタイミングまでなのか、高架下商業施設やバスターミナルが全て開業する2027年春までなのかは分かりませんが、あくまで期間限定の暫定措置だと思われます。