続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

JR東日本の新型穴あけパンチ

 3月に上越新幹線の新潟駅で降りた時のことです。いつものように特急券を貰おうとしたところ、改札の若い女性係員は使用済印を押した後にきっぷを持って奥に引っ込み、奥で体重をかけて勢いよくバチンと穴あけパンチを入れたのが見えました。

 だいたいは改札に穴あけパンチが用意されていて、奥に引っ込んでパンチを入れられるようなことはありませんでした。しかも体重をかけてパンチを入れるような人はおらず殺気すら感じたので、何事か???とちょっと身構えました。

新潟駅の穴あけパンチ

 結果はこうなっていました。この日(ダイヤ改正初日)から新幹線の形をした大きめの穴あけ用のパンチ(?)が導入されたようでした。後で別の駅で聞いた話によると、この新しいパンチが固いらしく、結構力を入れないときれいに穴が開かないそうです。 

 なので、新潟駅の華奢な係員が体重をかけた理由が後で分かりました。たぶん滑りではなくバネの部分が固いと思うので、クレ5-56を塗ってもどうにもならなそうです。使い込むうちに多少は柔らかくなるかもしれませんが…。

銚子駅の同じもの

 新幹線の改札だから新幹線の形をした穴あけパンチを使い始めたのかなと思ったんですが、浦佐・松本・町田・銚子駅で使用されているのを実際に確認しているので、新幹線の改札に限らず、支社も複数に跨って使われているようです。改札口に黄緑の5cmぐらいの四角いパンチがあればそれです。

www.imadegawa075.net

 以前(と言っても10年以上前)箱根登山鉄道で同様のものを見たことがあります。JR東日本がこのタイプを広く導入した理由は分かりませんが、事務用パンチじゃちょっと味気ないのと、今までのサイズの穴あけだと十分に磁気情報を殺せなかったのかなと勝手に推測しています。

 早くも賛否両論あるようで、とある駅で「(事務用パンチかこのタイプか)どっちにします?」と聞かれたこともあります。個人的には印字にかからないように開けてもらえればどちらでもOKです。