続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

JR東日本指定席券売機の画面表示変更

 10月からJR東日本の指定席券売機の画面表示が一斉に変わりました。これはJR東日本の7月3日の「指定席券売機が便利になります!~新型機を導入!従来機も画面更新・機能拡充により更に便利・快適に!~」というプレスリリースで予告されていた改修が予定通りに実行されたものです。

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 既存のMV50型の買うものありきだったメニューから、MX-V10型に合わせた「きっぷを買う」「予約したきっぷを受け取る」「きっぷを変更する」といった目的別のメニューに変更されています。

指定席券売機画面の変更前後
(JR東日本2025年7月3日のプレスリリースより引用 https://www.jreast.co.jp/press/2025/20250703_ho04.pdf

 何を買うか明確に決まっている人間からすると別にどっちでもいいんですが、新幹線に乗るのに何を買えばいいのか分からないといった不慣れな人や自信がない人には変更後のメニューの方が分かりやすいような気がします。

画面表示変更後の指定席券売機(MV50型):横浜線・十日市場駅 2025/10/1

 さっそく10月1日に利用してみました。プレスリリースの資料ではMX-V10型をイメージした縦長の画面になっていましたが、既存のMV50型の横長の画面でも表示内容はほぼ同じになっています。(MV50型には画面を下にスライドするボタンがありません)

画面表示変更後の指定席券売機(MV50型):横浜線・十日市場駅 2025/10/1

 トップメニューの「きっぷを買う」ボタンを押した後の画面です。時刻検索案内の「乗換案内から購入」の黒いボタンが大きく表示され、乗る列車がある程度決まっている場合や何を購入するかが明確な場合は真ん中から下の白いボタンを押すイメージです。

十日市場駅入場券

 きっぷヲタとして見逃せないのが「入場券」ボタンがあることです。JR東日本管内ではこれまでも新幹線駅と水戸・長野・新潟支社と東北本部(旧仙台支社)管内(一部例外あり)の指定席券売機では入場券の購入ができましたが、他の支社の指定席券売機でも10月1日から買えるようになったようです。

 これまで横浜支社管内の指定席券売機では新幹線駅を除き入場券が買えませんでした。こちらの横浜線・十日市場駅は2012年2月末でみどりの窓口が閉鎖されて以来、13年ぶりにマルス様式の入場券買えるようになりました(十日市場駅の指定席券売機は手入れが悪く印字にいつもスジが入ってガサガサです)

 こうなると俄然指定席券売機の入場券の収集意欲が湧いてきます。こちらの上げたものは一部ですが10月だけでも結構集めました。指定席券売機はみどりの窓口より稼働時間が長いので時間を気にせず買えるのが助かります。係員の気分によって発券を拒否されることもありません。

 JR東日本は指定席券売機をMV50型からMX-V10型への置き換えを進めているので、個人的にはMV50型指定席券売機発行の入場券を集めておくのは今のうちだと思っています。残された時間は決して長くはないです。(収集スタンスの話になりますが、私は窓口で入場券を買うときは必ず大人券を買いますが、券売機ではほぼほぼ小児券を買います)