今年4月からJR九州の運賃が値上げされました。消費税増税による値上げを除くと1996年以来29年ぶり&21世紀初の値上げとも言えます。同時に通勤定期や新幹線特急券、関連するトクトクきっぷも値上げされています。
普通運賃については平均15%、割引率の大きかった通勤定期については平均約30%という結構な値上げ率です。上の日経の記事の中で社長が「安全性やサービスの向上でお客様に還元したい」とコメントしているので、利用者としては値上げによる増収分をくれぐれも株主配当に回すようなことなく、そのような用途に使われることを願うばかりです。
新幹線経由で小倉~博多間を通過する乗車券を使用開始後に在来線経由に変更した場合、新幹線と在来線の運賃差額を精算するための区間変更券が発行されることは過去の記事で何回か紹介しました。
下表は小倉~博多間の在来線と新幹線の運賃推移です。
【小倉~博多間の運賃の推移】
| ~2014/3/31 | 2014/4/1~ | 2019/10/1~ | 2025/4/1~ | |
|---|---|---|---|---|
| 変更理由 | ー | 消費税5%→8% | 消費税8%→10% | 九州運賃値上げ |
| 在来線経由 (JR九州) |
1,250円 | 1,290円 | 1,310円 | 1,510円 |
| 新幹線経由 (JR西日本) |
1,110円 | 1,140円 | 1,170円 | 1,170円 |
| 差額 | 140円 | 150円 | 140円 | 340円 |
今年4月以降は差額が340円になっています。この差額の部分が区間変更券の発売額になります。

8月に購入した博多~小倉間の区間変更券です。これまでのものと様式に変更はないですが金額340円が印字されています。
これまで消費税増税に伴う値上げの際はJR西日本も九州も同じ割合で運賃値上げされていたので、差額がそれほど広がりませんでした。しかし、今回はJR西日本は据え置きでJR九州だけ約15%値上げされているため、一気に200円高くなって340円になっています。340円払った時には「ずいぶん高くなったなぁ...」と実感しました。
もし、JR西日本も運賃値上げを行ったら差が縮まります。来年4月にはJR東日本が値上げするぐらいなので、西日本がそのまま据え置き続けることは考えにくく、近いうちに追随するような気がします。