続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

しらゆきトクだ値50

 JR東日本は10月11日乗車分より新潟~上越妙高間で運転されている特急「しらゆき」が50%引きで利用できる「特急トクだ値1」(以下「しらゆきトクだ値50」)を発売しています。これは新潟県が「しらゆき」の利用促進を目的として補助金を投入し実施するものです。私が知る限り補助金を投入して実施する「トクだ値」は初めてです。

 9月2日の日経新聞に実施の背景が書かれていました。

www.nikkei.com

新潟県とJR東日本新潟支社は特急「しらゆき」の利用促進の一環として、乗車券・指定席特急料金を半額にするキャンペーンを10月に始める。同社のインターネット予約サービス「えきねっと」限定で販売する。年末年始を除く10月11日〜2026年1月末の乗車分を対象にするが、県の予算上限に達した時点で販売を終了する。

JR東は「えきねっと」を通じ、乗車前日までに購入すると3割引きになるきっぷを販売している。新たなキャンペーンは、県が1900万円の予算を投じて割引率を引き上げる。

22年3月のダイヤ改正で、JR東はしらゆきの運行本数を上下計10本から8本に減らした。県は沿線住民の認知度の低さや価格設定が利用者低迷の一因になっているとみて、キャンペーンなどを通じて乗客を増やし、JR東に運行本数の回復を求めていく。

 個人的には「しらゆき」の利用が低迷しているのは認知度の問題というよりは、「しらゆきWきっぷ」を昨年3月で発売終了したことと高速バスの半分以下の本数で価格は倍以上になっている現状の設定が影響のような気がしますが、とにかく認知度が低いから利用が低迷しているという現状認識の下で実施するようです。

えきねっと(PC版)のしらゆき予約画面

 30%引きになる「特急トクだ値1」は通年で発売されています。今回補助金を投入して割引率を30%から50%に上げるというわけではなく、30%と別枠に補助金を投入した50%引きの「しらゆきトクだ値50」も並行して発売するというものです。補助金がなくなり次第前倒しで終了する場合もあるようです。

しらゆき6号:新潟駅 2025/3/15

 「しらゆきトクだ値50」の設定区間は以下の通りです。価格は通常期のもので、繁閑の変動(-100円~+200円)があります。ちなみに年末年始の12月26日~1月4日は発売除外期間です。

  新潟 長岡
柏崎 1,700円 980円
直江津 2,340円 1,530円
上越妙高 2,710円 1,900円

 設定区間はこれが全てです。新潟~直江津間の高速バスの運賃が2,040円なので、それにも十分対抗できる価格です。また、自由席利用タイプの「しらゆきWきっぷ」よりも安くなっています。

しらゆきトクだ値50

 私が利用してきた現物です。新潟県からの補助金をアシストに微力ながら「しらゆき」の利用増に貢献してきました。発売から間もなかったので、乗車の2日前でも余裕で取れました。5,000円以上かかるものが2,000円台で済むというのは心理的にも大きいです。
 ところで、ふとこの記事を書いていてちょっと気になったことがあります。「えきねっと」の価格表には上越妙高~新潟間の繁忙期(=10月12日)の「しらゆきトクだ値50」の価格は2,810円とあるんですが、このきっぷはなぜか2,750円です。この違いは何が原因なんでしょうね?