平泉仙台初詣号
◆種別:快速
◆区間:仙台~平泉
快速「平泉仙台初詣号」は毎年大晦日から元旦にかけて仙台地区から平泉にある中尊寺への初詣客を輸送する初詣列車です。名前は使用車両によって変遷していましたが、2023-2024の運転からは現在の愛称になり2025-2026の運転も同じ愛称です。


運転区間はすべて電化区間ですが車両は小牛田統括センターのキハ110系3両編成でした。平泉方の1両がボックス席の自由席で、仙台方の2両がレトロラッピング車両でリクライニングシートが設置された指定席でした。

混み具合が読めなかったので事前に指定席を取りましたが、小牛田時点の指定席の乗車率は6割程度で自由席はもっと空いていました。もっとも、一ノ関から自由席にたくさん乗客が乗りこんでいたので平泉で降りた客は結構いました。
23時過ぎの平泉駅は駅員はおらず構内のコンビニも閉店しており無人でした。バスやタクシーなどの中尊寺への二次交通もまったくなく、店も駅前のラーメン屋が一店だけ開けていたぐらいで、まもなく新年を迎えるような高揚した雰囲気はまったくありませんでした。

結局中尊寺までのだいたいの経路を覚えて、県道を走る車のライトを頼りに真っ暗な夜道を歩きました。時折みぞれが降ってソコソコ冷えましたが、地面に雪がなく歩きやすかったのが不幸中の幸いでした。

真っ暗な道を20分ほど歩いたのちに中尊寺参道の入口に到着しました。車で来る人がほとんどのようで、参道の入口は多くの人で賑わい、駐車場は徐々に混み始め渋滞ができつつありました。

本堂へ連なる参道には行列ができていたのでそこに並びました。途中で流れが完全に止まって何事かと思ったんですが、12時まで列を止めて12時になった瞬間に流し始めたようでした。この行列の中で年越しを迎え、並び始めてからちょうど1時間ほどで本堂に着き無事参拝できました。

初詣というと深夜でも参道周辺の露店が賑わっている印象でしたが、中尊寺で見かけることはありませんでした。結局、参拝を終えて元来た真っ暗な道を歩いて戻り、平泉駅に着いたのは午前2時前でした。唯一営業していた駅前のラーメン屋は満席で入れず、寒い待合室には復路の「平泉仙台初詣号」待ちの客で溢れていました。

復路の「平泉仙台初詣号」はの発車時刻(3:03)直前に入線し、ホームで待っていた多くの客が一気に自由席になだれ込みました。私は一ノ関まで乗車し宿泊先のホテルに戻りました。帰る頃にはこのように雪が舞っていました。
中尊寺に初詣に行って帰ってくるだけなら、平泉駅の発車時刻はもう30分~1時間程度早くてもいいかなと感じました。寒いしやることがなさすぎます。でも、それだと仙台に早く着きすぎてしまいそれはそれで困ったことになるんでしょうね。
2025年の記事はこれで終わりです。9月のtypepadのサービス終了によって消された記事の写真をサルベージするため、この年末は総集編は作る時間がありません。頑張っても1時間に7~8本復活させるのが限界で、まぁまぁ手間のかかる作業です。
新年は2日から再開予定です(たぶん)。