昨年7月より九州ネット予約で「新幹線+100円=豊肥本線きっぷ」なるきっぷが発売されています。これは九州ネット予約で博多~熊本間の「九州ネットきっぷ」もしくは「九州ネット早特7」を購入した利用客限定で、豊肥線の熊本~光の森間が100円で利用できるというオプション券です。単体での購入はできません。

九州ネット予約で対象のきっぷを申し込むと、予約確認画面に「新幹線+100円=豊肥本線きっぷ」の購入バナーが現れます。

「購入はこちら」のボタンから購入画面に進みます。「九州ネットきっぷ」・「九州ネット早特7」と同時購入でなくても、後日「新幹線+100円=豊肥本線きっぷ」だけ追加で購入することもできます。
九州新幹線の「九州ネットきっぷ」や「九州ネット早特7」はQRチケレスは利用できませんが、「新幹線+100円=豊肥本線きっぷ」ではQRチケレスを利用できたりします。

私が利用した区間は熊本~新水前寺間(240円)でした。最短の熊本~平成間でも200円、最長の熊本~光の森間では360円するので、新幹線と豊肥線のこの区間を乗り継ぎ利用する場合には確実に割安になります。
ちなみに熊本発着となる「九州ネットきっぷ」は博多以外の区間も当然設定されているわけですが、「新幹線+100円=豊肥本線きっぷ」が購入できるのは博多発着の場合のみです。


かつて特急「有明」が熊本経由で豊肥線・肥後大津まで乗り入れていた兼ね合いからか、福岡市内発の「2枚きっぷ」や「4枚きっぷ」の熊本側の着駅は「熊本~武蔵塚間」や「熊本~光の森間」など豊肥線を含んだ形となっていました。

とは言え、福岡市内以外発着の「2枚きっぷ」や「4枚きっぷ」は豊肥線の駅は含まず「熊本」という単駅だったのは、当時からなんでだろうな?という思いがありました。

2011年3月の九州新幹線全線開通後は「九州新幹線2枚きっぷ」が発売され、博多~熊本間の熊本側の発着駅は熊本~水前寺間と熊本~上熊本間の2区間となり、券面は「熊本・水前寺」と「熊本・上熊本」の2段表記になっています。


現在九州ネット予約で発売されている「九州ネットきっぷ」および「九州ネット早特7」の熊本側の発着駅は「熊本」単駅です。「九州新幹線2枚きっぷ」は2021年3月末で発売終了したので、熊本側の発着駅に豊肥線が含まれるパターンはなくなっていました。
過去の特急回数券に豊肥線が含まれていた背景には熊本駅が熊本市の中心部から微妙に外れていて、豊肥線の新水前寺駅や水前寺駅が中心部に比較的便利なため、乗り継ぐ客が多かったのではないかと思います。
オプション券として「新幹線+100円=豊肥本線きっぷ」が設定されたのもおそらく熊本市中心部への利便性を考慮した結果なんだと思います。でも、博多発着の「九州ネットきっぷ」「九州ネット早特7」を購入した場合しか発売しないのは不平等だと感じますが。