続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

仁賀保駅無人化

 羽越線・仁賀保駅がダイヤ改正前日の3月13日で簡易委託を解除し無人化されました。隣の金浦駅と同時に実施されました。

仁賀保駅を発車するいなほ1号 2026/2/28

 仁賀保駅は秋田県にかほ市にある駅です。にかほ市は仁賀保・金浦・象潟の三町が合併して2005年に誕生した市で、旧町名と同じ駅があります。そのうち象潟駅は指定席券売機のみの業務委託駅で、仁賀保・金浦駅はにかほ市が受託するPOS端末のある簡易委託駅でした。

仁賀保駅 2026/2/28

 旧仁賀保町はTDKの企業城下町として有名です。駅舎は2001年に建てられて比較的新しく、平屋ながらも空調完備した待合室に軽食コーナーなんかもあって、TDK関連の税収によっていろいろ潤ってそうな雰囲気は感じました。

仁賀保駅の窓口 2026/2/28

 かつてはTDK子会社が仁賀保駅の簡易委託業務を受託していて「ビジネスえきねっと」が設置されていた時期もありました。コロナ禍を経て2022年3月末でTDK子会社が撤収してからは、にかほ市が要員を配置して簡易委託を続けていました。

仁賀保駅の無効印

 2月最終週はもともと庄内地方へ温泉旅行に行く予定がありました。きっぷや宿を手配してから仁賀保駅の簡易委託解除の件を知ったので、予定を組み替えて行くことにしました。えきねっとで購入した割引適用の乗車券をみどりの窓口で仁賀保までに変更し、使用後には無人化でお蔵入りになるであろう仁賀保駅の無効印を押してもらいました。

かつて発売していたPOS端末の入場券

 JR東日本秋田支社管内の簡易委託駅では現在入場券は発売しない運用になっています。以前はこのように発売していましたが、ここ2~3年で一律発売しないという運用になっています。簡易委託駅≒無人駅であるので、無人駅で入場券を発売しないという原理原則は分からんでもないですが、世間の冷たい視線を浴びながら運賃値上げをした今のご時世で小さな雑収入を積み重ねることも大事なんじゃないかなと思います。

 とりあえずその日の帰路に使用するきっぷを購入しました。このきっぷの着駅が当初の目的地でした。補充券での指定席扱いもあったようですが、特に利用する予定がなかった(≒思いつかなかった)ので買いませんでした。

 窓口の人と少し話をしたんですが、今回の簡易委託解除は市の財政の都合のようです。隣の金浦駅は普通列車しか停車しないのに対し、仁賀保駅の方が特急が停車し利用客も多いので、仁賀保駅だけでも簡易委託継続するという検討はしなかったのか聞いてみたところ、旧町のしがらみもあってか片方だけ継続するという選択肢は最初からなかったようです。