続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

ええとこ尾鷲SW

ええとこ尾鷲SW号

◆種別:急行

◆区間:名古屋~尾鷲

 昨年11月9日に紀勢線・尾鷲駅をスタート・ゴールとする「さわやかウォーキング」が開催されました。コースは「Owasetaste Walk!」と称する約10Kmと長めのコースで、尾鷲の海と山の自然を感じながらグルメを楽しめるという触れ込みでした。

 「さわやかウォーキング」の参加に便利なように名古屋~尾鷲間(伊勢鉄道経由)で急行「ええとこ尾鷲SW」号という列車が運転されました。言うまでもなくSW=さわやかウォーキングの略です。ダイヤはこんな感じでした。

  下り 上り
名古屋 06:38発 17:44着
桑名 07:09発 17:16着
四日市 07:28発 17:00着
07:54発  16:28着
松阪 08:26発 16:12着
 
紀伊長島 09:23発  15:14着
尾鷲 09:50着 14:52発

 特急「南紀」の朝一番(1号)が名古屋発8時過ぎなのでそれより1時間半も早い出発です。尾鷲には「南紀1号」より約50分先着しています。下りの所要時間3時間12分なのでそれなりですが、上りは2時間52分と20分速いです。「南紀」の名古屋~尾鷲間が2時間30~40分なので上りは特急と遜色ない速さです。

ええとこ尾鷲SW号:紀勢線・津駅 2025/11/9

 車両は快速「みえ」などで使用されている名古屋車両区のキハ75系でした。キハ75系の急行列車と言えば急行「かすが」が思い出されます。「かすが」の正面種別幕は「急行 かすが」と愛称まで入っていたので、「ええとこ尾鷲SW」号の種別だけの急行幕を見た時には新鮮な印象がありました。

ええとこ尾鷲SW号:紀勢線・松阪駅 2025/11/9

ええとこ尾鷲SW号側面行先表示 2025/11/9

 「ええとこ尾鷲SW」号は2両編成で全車指定席でした。「かすが」の廃止以来、熊野市花火関連やさわやかウォーキング関連の臨時列車で散発的にキハ75系の急行列車が運転されますが、珍しいものであるには変わりないので乗客はほぼ鉄ヲタで占められていました。

 ただ、秒殺されるほど取りにくかったかと言うとそうでもなく、区間を切った細切れであれば、通路側や進行方向逆向きとなるボックス席を中心にちらほら空きが出ていました。私もe5489で小まめに空席照会をしながら座席を確保しました。

尾鷲駅に到着した「ええとこ尾鷲SW」号 2025/11/9

 尾鷲駅に到着後どこかに回送するかと思っていましたが、復路まで「急行 尾鷲」という珍しい幕を表示したまま到着したホームに留置されていました。

おわせ魚まつり会場 2025/11/9

 で、肝心のさわやかウォーキングなんですが、写真を見て分かる通り朝からずっと雨でした。しかも尾鷲はどしゃ降りの雨でした。いちおう傘は持っていましたが、駅から1km程度先の「おわせ魚まつり」の会場である尾鷲漁協魚市場まで歩いただけで靴まで浸水するほどの雨で、海と山の自然を感じながらウオーキングできる状態ではありませんでした。

 尾鷲は黒潮の流れる熊野灘に面し、背後が三方高い山に囲まれていることからとにかく雨が多いところです。私は大学進学までは名古屋に住んでいたので三重県南部の天気予報で「尾鷲」という地名はよく聞いていました。なので、一度そこへ行ってみようと思っていて今回ようやく念願が叶ったわけですが、見事に雨の洗礼を受けた感です。いずれまたリベンジしたいところです。