続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

大雄山

伊豆箱根鉄道大雄山線連絡

 伊豆箱根鉄道は西武グループの鉄道会社で、三島~修善寺間を結ぶ駿豆線と、小田原~大雄山間を結ぶ大雄山線という二つの鉄道路線を運行しています。二つの路線は買収を経て一つの会社になったため、自社の線路で結ばれていません。車両の検査は駿豆線の大場工場で行っているため、大雄山線の車両の検査の際には機関車に牽引されて小田原~三島間を東海道線経由で回送されています。

 JRとの連絡きっぷについては駿豆線・大雄山線ともに設定されています。特急「踊り子」が東京から直通で運転されているせいか、三島接続(駿豆線)の方が広範に網羅されています。反面、小田原接続(大雄山線)は東海道筋に限定されています。

E0531 (新幹線経由)

E0758 (在来線経由)

 2枚のきっぷはいずれも「指定席券売機」で購入したものです。見た感じ、JR東日本の「指定席券売機」ではJR直通の優等列車が設定されている会社線の連絡きっぷは購入できるようです。大雄山線にJR直通列車は走っていませんが、駿豆線で直通列車が設定されているがゆえに購入できてしまうんでしょう。ちなみに上のきっぷを購入する前にJR東海の「エクスプレス券売機」で購入できるかどうか試してみたんですが、社線連絡はダメなようでした。

Daiyuzansta (大雄山駅)

 ちなみに大雄山駅からバスで10分行ったところに大雄山最尊寺(道了尊)という禅寺があります。場所は神奈川県南足柄市という場所にありますが、駅名は地名ではなくそちらから取ったんでしょう。せっかく大雄山線を乗り鉄したついでだったので、バスに乗って大雄山最尊寺まで行ってきました。駅からの直線距離で見ると大した距離ではないですが、ものすごい急勾配なのでバスを使った方が無難です。年越しには大雄山線で終夜運転を行って初詣客を受け入れているそうです。

【補足:2022/3/26】

 小田原接続の伊豆箱根鉄道大雄山線の普通連絡運輸は今年3月11日で廃止され、定期連絡のみとなった模様です。