阪急三宮接続
私がこの乗車券を頼んだとき、「阪急連絡は出るかなぁ。定期なら出たけどなぁ」と独り言を言いつつ、若い係員は赤本(連絡運輸別表)を調べ始めました。調べた結果、発売OKということがわかり、また彼は上司にも確認を取り、上司立会いの下でマルス端末を操作して難なく発券してくれました。調べもしないで「発券できない」と言い張る係員の多いJR某社に慣れてしまっている私にとっては、JR西日本の係員はまずは調べた上できちっと対応してくれるという印象があります。
普通の85mmのマルス券ですが、経由に「三ノ宮・阪急線」と入っているのがいい感じです。ただ、この券は阪急の自動改札は通れず、係員のいる通路で見せて通りました。JRからの連絡券はめったに見かけないのか怪訝な顔をしていました。阪急の十三駅で降りるときにきっぷを欲しい旨を告げたところ、何も押さずに「どうぞ」と通してくれました。ちなみに「十三」=「じゅうそう」と読みます。これは地元の人じゃないと読めませんね…。
ところで読みは両社とも「さんのみや」ですが、表記はJRは「三ノ宮」で阪急は「三宮」です。阪神や地下鉄も「三宮」で住所表記も「三宮」なので、「三宮」の方が一般的なようです。今さら「三ノ宮」を「三宮」に変更するとなるとまた膨大な費用がかかってしまうので、消極的現状維持といったところでしょうか。