あまるべマリン号
◆種別:快速
以前紹介した快速「あまるべロマン」号ですが、この秋の運転は「あまるべマリン」号と名前を変えて運転されました。
通常の車両はキハ65系「エーデル」で変わりませんが、10月9~13日の運転はJR西日本岡山電車区気動車センター(長い…)所属の国鉄色のキハ28・58系で運転されました。このキハ28・58系はもともと広島運転所に所属し芸備線の急行「みよし」などで活躍していましたが、「みよし」廃止後に岡山に転属し国鉄色に塗り替えられています。
鉄ヲタ的に今や貴重となったキハ28・58系の方に乗りたいと思うのはごく自然な衝動であり、何とか乗れないかと策をめぐらせました。そこで友人Aとの「香住ガニ」企画のアクセスこっそり組み込んで乗ることにしました。本格的なシーズン前の10月にカニを食べに行ったのもそのせいです。
指定は当日の朝に簡単に2枚並びで取ることができました。キハ28・58系だと人気があって難しいかなと思ったんですが意外でした。区間が餘部鉄橋を渡ってないのでヘタレな感じはしますが、あくまで香住駅で降りてカニを食べるのがメインイベントゆえ降りないと本末転倒になります。
車両には餘部鉄橋とカニをデザインした専用のヘッドマークが付いていました。純粋に沿線で国鉄色のキハ28・58系を撮りたかった撮り鉄の人にはヘッドマークは邪魔だったかもしれませんが、後から見て何の列車か一目瞭然なので私は嫌いではありません。
車内は8割がた埋まっていて半分以上はヲタでした。夏休みに乗った「あまるべロマン」はガラガラでしたが、今回は2両編成と短くなったため比較的混み合っているように見えました。鉄道に全く興味のない友人Aはヲタの数&奇行にドン引きしつつも、ちゃんと車両の写真は携帯に収めていました。私が「貴重な車両だから」と散々吹き込んだせいもあるんでしょうが…。
写真はいずれも山陰線・城崎温泉駅で撮影したものです。