◆種別:特急
特急「タンゴディスカバリー」は平成8年に新大阪~久美浜間を福知山線~北近畿タンゴ鉄道宮福線~宮津線経由を結ぶ特急列車として登場しました。平成11年に特急「タンゴエクスプローラー」と運転系統を入れ替え、京都発着西舞鶴廻りの山陰線~舞鶴線~宮津線経由に変更となりました。今年3月のダイヤ改正で福知山廻りの宮福線~宮津線経由となっています。
JR直通以外にも間合い運用で北近畿タンゴ鉄道内で完結する設定もあります。また、今年3月まで宮津線を貫通して豊岡経由で山陰線・城崎温泉駅まで乗り入れていましたが、現在では中止されています。
車両は北近畿タンゴ鉄道が新造したKTR8000系です。国鉄の赤字路線から転換した第三セクターがこういった特急型車両を新造するのは珍しいと思います(ただ、北近畿タンゴ鉄道はこれらの特急型車両の減価償却費で汲々としているようですが…)。シートカバーは当地の名産である丹後ちりめんが使われています。今まで2回ぐらい乗った記憶があります。最初に思わずシートカバーの肌触りを確認しました。新しいだけあってJR西日本の183系なんかと比べて乗り心地はいいです。
写真は昨年の3月に山陰線・城崎温泉駅で撮影したものです。架線やホーム屋根の影が入っててかなりイケてない写真ですが…。時間帯が良くなかったせいか同駅から乗っていた人はまばらでした。
【補足:15/6/20】
「タンゴディスカバリー」号は平成24年3月のダイヤ改正で廃止されましたので、カテゴリーを追加しています。