おかやまB級グルメフェスタ号
◆種別:快速
◆区間:岡山~津山
今年3月20・21日に岡山県津山市で開催された「おかやまB級グルメフェスタin津山」に伴って、岡山から津山へのアクセス列車として運転されました。3月20日には往復、21日は岡山→津山間の片道で運転されました。車両はJR西日本岡山電車区(気動車センター)の国鉄色のキハ58系でした。おそらく動態保存目的で津山に常駐している車両だと思います。
(岡山駅発車案内)
この車両はトイレの使用ができなくなっており、ご丁寧にも時刻表や駅の電光掲示にも「トイレは使用できません」という案内がされていました。実際に撤去まではされていないように見えましたが、扉が封鎖され使えなくなっていました。その代わり途中の金川駅でトイレ休憩を兼ねた10分停車があり、乗客が全員乗り込んだのを確認して発車するという配慮はありました。
最初に指定券を手にしたとき、思わず笑ってしまいました。見ての通り列車名が思いっきり略されて「B級グルメ」とだけなっていたからです。国鉄色のキハ58系だったのでヲタ的にも人気があり、指定券は早い段階で売り切れていたようです。車内は概ね埋まっていましたが、1ボックス丸々空いていたところもありました。客層はヲタ7割、残りは純粋にB級グルメフェスタに行こうとしていた客でした。
列車には専用のヘッドマークが付いていました。こうして写してみると国鉄色は風景になじむように思います。あいにく天気はあまりよくありませんでしたが、沿線には多くの撮り鉄がいました。
久しぶりに津山線に乗って津山まで行ったのでB級グルメフェスタにも行ってきました。駅からかなり離れた会場にシャトルバスで着いたのは12時半ごろでした。食べ物の購入は現金ではなくチケットと引き換えでした。そのためのチケットを購入するために長蛇の列ができていました。私は岡山駅で事前購入していたのでチケットについては事なきを得ましたが、多くの人は食べる以前に並ぶ必要がありました。
しかし、富士宮焼きそばなど人気どころのグルメは午前10時半には売り切れていて、まだ売っていたものを食べるためにもまた並ぶ必要がありました。私も最大50分並んで何種類か食べましたが、味よりも寒い中ひたすら並ばされたことばかりが記憶に残りました。運営の仕方が相当まずかったように思いました。
列車の写真は津山線・金川駅で撮影したものです。金川駅は3年前に来たときに当時主力機のカメラを落として壊してしまったことがあり、個人的には因縁の駅でもあります。