続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ。そろそろ15周年。

クリスマスファンタジー

SLはこだてクリスマスファンタジー

◆種別:快速

区間:函館~大沼公園

Slhakodatexmas_sabo (横サボ)

 ここ数年12月の週末は札幌~小樽間で快速「SLクリスマスin小樽」号というSL列車が運転されていました。雪の中を走るSLは北海道以外ではなかなかないので、いつか乗りに行きたいと思っていました。昨年はタイミング的にようやく乗りに行けそうだと思っていたんですが、残念ながら「SLクリスマスin小樽」号の設定はありませんでした。

I0505 

 その代わりに設定されたのが函館~大沼公園間で運転された快速「SLはこだてクリスマスファンタジー」号でした。ちょうど函館では12月1日~25日までその名のとおり「はこだてクリスマスファンタジー」というイベントが開催されてはいました。ただ、この時期のSLの運転を札幌から函館に変えたのは東北新幹線新青森開業と無関係ではないようです。

 12月4~25日の金土日祝に以下のように2往復し、途中停車駅はありませんでした。毎年GW明け~夏前にかけて快速「SL函館大沼」号というSL列車が運転されていますが、冬場の運転は36年ぶりということもあり注目を集めました。

    函館      大沼公園

1号  8:35  →   9:15

2号 11:01  ←  10:23

3号 13:45  →  14:37

4号 16:27  ←  15:49

 私はクリスマス前の12月18日の1号に乗ってきました。指定は青い森鉄道に転換される前の東北線野辺地駅で購入しました。当日は空席が目立ち、1ボックスに1人いるかいないか程度の乗車率でした。それも半分ぐらいがヲタでした。私個人的には1号は朝早すぎると感じました。札幌からも青森からも朝一番の列車で出ても全然間に合いません。私は前日夜に寝台特急「北斗星」に乗って直接函館入りしていたため間に合いましたが…。

 機関車はC11-171で、客車は14系の改造車でした。カフェカーのみ旧型客車で、函館寄り最後尾には車掌車(緩急車)が連結されていて、短いながらも何ともバラエティに富んだ編成でした。車両はすべてJR北海道旭川運転所所属です。

[DL][車掌車][14系][14系][カフェ][14系][SL) (大沼公園→)

SLhakodatexmas1 SlhakodatexmasHM (SL側)

SLhakodatexmas2 SlhakodatexmasHM2 (DL側)

 進行方向寄りにSLが、逆側にはDLが連結されていました。DL+客車は私が上野から北斗星で定刻に函館駅に到着したころには既に入線していて、発車の15分程度前にSLが連結されて編成が完成しました。両機関車には専用のヘッドマークも取り付けられていました。SLのヘッドマークには電飾もありました。3・4号あたりでは点灯したのかもしれません。

Cafecar (カフェカー内部)

 私が乗車した2号車は幸か不幸かカフェカーでした。14系のほうが気密性が高く暖房が効いていて快適なんですが、SL+旧型客車のほうが風情はあります。でも、ちょっとすきま風が寒かったです。ちなみにカフェカーにはダルマストーブが設置されていましたが、火が入ることはありませんでした。

Yo2 Yo1 

 車掌車とは上のような写真の車両です。昔の貨物列車の最後尾にはほぼ必ず連結されていて、車掌が机に向かってなにやら仕事をしている様子が見えました。子供心ながらちょっと憧れていましたが、合理化の影響で国鉄時代末期にはほとんど見かけなくなりました。内部はクリスマスツリーや函館の夜景の写真が飾られていました。写真はクリックすると拡大します。

 この日の函館は朝から雪が降り続き気温も-10℃近くまで下がり、タクシーの運ちゃんも「12月にしてはここ最近にないぐらいの寒さと雪」と言うぐらいでした。そのため、駒ヶ岳の景色もイマイチしっかり見えませんでした。そんな悪条件でも沿線でカメラを構えていた撮り鉄クンにはちょっと尊敬モノでした。

 車内ではアテンダントのおねえさんがクリスマスカードを配っていました。クリスマス前でしたがありがたくいただきました。40分の乗車時間はあっという間に経ってしまい、大沼公園駅に着いてしまいました。

Nagareyamaonsen (函館線・流山温泉駅

 そのまま2号で函館に戻るヲタ客が多い中、私は大沼湖の遊覧船に乗ってきました。湖面は凍結が進んでいて、ガリガリ氷を割って進む様子は以前網走で乗った流氷砕氷船みたいでした。その後、森駅でまだ暖かい「いかめし」を買い込み、流山温泉に浸かってダラダラしてから函館に戻りました。随所に鉄ヲタ活動も交えつつもつかの間の北海道を楽しく過ごせたような感じがしました。

 列車の写真はすべて函館駅で撮影したものです。