銀河
▼種別:急行
▼運転区間:東京~大阪(1日1往復)
(東京駅)
定期の夜行急行列車は「はまなす」、「能登」、「きたぐに」、「銀河」とたった4本にまで減っていますが、さらに座席車を連結しない寝台のみに限るとこの「銀河」のみです。
急行としての「銀河」の歴史は古く、昭和24年に東京~神戸間で運転開始された急行列車がルーツで、昭和31年に寝台急行となりました。ちなみに、急行列車に愛称が付いたのはこの「銀河」が初めてだそうです。以後、昼行に戻ったり、区間が変わったり、併結列車(急行「紀伊」)ができたりしましたが、昭和50年3月より東京~大阪間で夜行1往復の運転形態になり、現在に至ります。
<下り「銀河」号・昭和52年4月>
東京(22:45)→名古屋(4:46)/米原(6:10)/京都(7:24)/大阪(8:00)
B・B・B・B・B・B・B・B・B・B・A(大阪→)
<下り「銀河」号・平成17年6月>
東京(23:00)→名古屋(通過)/米原(5:40)/京都(6:43)/大阪(7:18)
B・B・B・B・B・B・B・A(大阪→)
編成は短くなったものの最終の新幹線より遅く出発できて、始発の新幹線より早く着くダイヤ設定は基本的に変わりません。なので、特急化してスピードアップをすると朝早く着きすぎてしまうのでその必要もなく、今まで急行列車として生き延びました。
私が乗ったのは1回だけです。出張帰りに梅田で友人と飲んだ後に大阪駅から乗りました。東京方面の新幹線の終電は終わっていたので、「銀河」がちょうどいい時間でした。土曜日だったのでB寝台下段が埋まっているぐらいで、A寝台はガラガラでした。金曜ならもう少し埋まっているようですが…。
きっぷは別の友人からのもらいものです。せっかくのA寝台なのであえてもらったものほうを掲載しました(爆)個室でない2段式のA寝台は「日本海」「きたぐに」でわずかに残るぐらいです。
【追記】
平成20年3月14日で廃止になったため、カテゴリーを変更しました。