◆種別：特急
◆区間：札幌～函館（１日７往復）
平成６年３月にキハ２８１系を投入して「北斗」から分離し、特急「スーパー北斗」として登場しました。「北斗」 は８往復から６往復に減便されましたが、「スーパー北斗」が５往復設定されたので、トータルで３往復増発され１１往復の運転となりました。
（札幌駅）
キハ２８１系はステンレス製の車体に振り子機構を搭載し、最高速度１３０Kmを出せるようになり、最速列車は函館→札幌を３時間ちょうどで結びます。登場当初は３時間切る列車の設定があったような気がしたんですが、現行のダイヤでは３時間ちょうどが最速列車（１７号）です。徐々に増発され札幌～函館間１１往復のうち７往復が「スーパー北斗」になっています。
今まで何回か乗っていますが、本数が多い割に指定が取りにくく自由席はいつも混んでいる印象があります。乗客は必ずしも札幌⇔函館の往来する客ばかりでなく、苫小牧・東室蘭・洞爺・伊達紋別といった途中停車駅での利用も多くあります。札幌～東室蘭間の比較的短距離の利用客は特急「すずらん」を増発してそちらに誘導して欲しいと思うんですが、なかなかそうはいかない事情があるのでしょう。
写真は札幌駅で撮影したものです。先頭車はラベンダーブルーに塗られており、”ＦＵＲＩＣＯ ２８１”とレタリングが施されています。
