20周年青春18きっぷ(常備券その2)
2月20日の発売日に早速ヤフオクに転売用で出品されているものを何となく眺めていてJR西日本(四国・九州)バージョンとJR北海道バージョンの違いに気づいてしまいました。違うものを見てしまうと両方とも欲しいと思うのがきっぷヲタの宿命です。私は基本は無精者なので普段は「郵送依頼」などという面倒極まりないワークはしないのですが、今回は物欲にあっさり負けました(郵送依頼は面倒でしたがヤフオクでテンバイヤーから買おうとは思いませんでした。ハイ)。
JR北海道で郵送依頼を受け付けてくれるところと言えば宗谷本線の名寄以北を管轄する宗谷北線運輸営業所が有名です。売り切れの心配もあったので電話で予め在庫を確認しました。同営業所の中でも一番取り扱いが多そうな稚内駅に手が空いてそうな午後9時過ぎに電話してみました。
私:「すいません。ちょっと教えて欲しいんけど『青春18きっぷ』の常備券ってまだありますか?」
駅:「まだ50枚ほどありますが、たくさんのお問い合わせをいただいてまして…」
私:「やっぱり普段よりも多いですか?」
駅:「ええかなり多いです。つい先ほども東京の方からありまして今日だけでも50件ほど…」
私:「そうですか…。それなら急いだ方がいいですね?」
駅:「そうですね。遠方でしたら速達にしていただいた方がよろしいかと思います」
意外と同じようなこと考える人はたくさんいるもんです。買えるかどうか心配でしたが、翌日昼には8000円の定額小為替と切手を貼った返信用封筒と連絡先を同封して稚内駅まで速達で郵送しました。
稚内駅からきっぷが届いたのはその4日後でした。しかも「旅行安全祈願」という素敵な硬券のオマケ付きで。0700というやけにキリのいい番号だったのでひょっとしたら私のところで売り切れだったのかもしれません。初の郵送依頼でしたが無事入手できてよかったです。迅速な対応をしていただいた稚内駅の方に感謝したいです。
(オマケの硬券)
前回の記事のJR西日本バージョンと比べてみてわかりますが「JR発足20周年」と「青春18きっぷ」が二段組ではなく「・」(中点)で以って一段にまとめられています。好みは人それぞれだとは思いますが私はJR北海道バージョンの方が好きです。
結果的には普段1冊使い切るのがやっとな「青春18きっぷ」を2冊半ほど使うことになり、この春の期間中は友人を巻き添えにしつつ毎週末のように出かけていました。ちなみに宗谷北線営業所では売り切れ後も問い合わせが殺到したため、異例の増刷を行ったようです。