特急券無効
このきっぷは平成15年1月5日の「こまち14号」の指定を取っていますが、自動改札を通過した時刻を見る限り乗り遅れたようです。指定の列車に乗り遅れた場合は同日の後続列車の自由席にのみ乗車できます。もっとも、この頃の「こまち」は既に全車指定席になっていたので、「こまち」に乗車する場合は立席利用になります。
しかし、「1月6日特急券無効 乗車券のみ有効 仙台駅」という印が押されているように、何らかの都合で1月5日には乗車せず、6日に改めて特急券を買い直した上で乗車したようです。きっぷの入場日付の部分だけ消えてしまっているので推測でしかありませんが…。1月6日時点では、特急券は乗り遅れたため無効となっていますが、乗車券部分は「1月5日から3日間有効」なのでまだ生きています。特急券を買い直した際にその旨を明示すべくこの印を押したのではないかと思われます。
それにしても非常にもったいない感じがします。最初から自由席特急券にするか、乗り遅れそうになった時点で乗車変更しておけば余計な出費は防げたと思うんですが…。