日光８１・８２号
◆種別：特急
◆理由：車両不足のため
今年３月から運転を始めた東武直通特急「日光」ですが、なかなか好調なようです。秋の紅葉シーズンに合わせ、１０月２１日～１１月１９日の土日に臨時列車も運転されました。
特急「日光」専用のＪＲの４８５系が１編成しかないため、東武１００系「スペーシア」を充当し、「スペーシア日光８１・８２号」として運転されました。しかし、１１月１１・１２・１８・１９日については「スペーシア」が融通できなかったのか（おそらく東武線内の特急「きぬ」、「けごん」の増発もあったのでしょう）、ＪＲ１８３・９系「彩野」が代打の代打的に充当され、「日光８１・８２号」として運転されました。
車両故障等で「彩野」が代走したことはありましたが、時刻表に記載され「公式に」運転されたのは初めてではないかと思われます。
４８５系はヘッドマーク部分が埋められてのっぺりとしていますが、「彩野」はヘッドマーク部分が残っており、「日光 ＮＩＫＫＯ」というシンプルな字幕が用意されていました。オールドファンにとっては字幕は懐かしいのかもしれませんが、私が物心付いた時には既に絵幕全盛だったので、ちょっと素っ気無い印象があったのは確かです。
私が乗ったのは運転最終日にも当たる１１月１９日の「日光８２号」です。「とちぎ秋まつり」の帰りに利用しました。栃木駅発車ベースで定期の「日光８号」より２４分遅いだけでしたが、乗車率は７～８割といったところで、「日光８号」だけだったら観光客を運びきれなかったかもしれません。
ちなみに一連の東武線直通特急はＪＲ東日本の「えきねっと予約」でも予約できます（ただし、東武線内で完結する区間は除く）。
写真は東武日光線・栗橋駅で撮影した８１号ものです。ＪＲ－東武の渡り線から東武線に進入したところを後追いで撮影しました。架線柱がちょっと邪魔くさいですが…。
