続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ。今年で15周年を迎えました。

べるもんた

ベル・モンターニュ・エ・メール

◆種別:快速

◆区間:高岡・新高岡~氷見・城端

Berumonta_logo (列車のロゴ)

 昨年10月の「北陸デスティネーションキャンペーン」に合わせて、北陸新幹線・新高岡駅を起点として氷見線・城端線に初めて観光列車を走らせることとなりました。それに先立って7月31日にJR西日本から列車名が発表されましたが、これがはるか想像のナナメ上をいくものでした。

ベル・モンターニュ・エ・メール (愛称:べるもんた)

…はい???(´・ω・`)

 フランス語らしいです。フランス語としては"Belles montagnes et mer"と表すんだそうです。日本語に訳すと「美しい山と海」なんだそうで、日本人客にはインパクトを与えるとともに、海外からの旅行客にも認知してもらえるようこういう愛称としたんだそうです。

 前者の目的は発表と同時に達成されたと見ていいでしょうが、後者はフランス語圏の人にしか認知できないでしょう。なにぶん名前が長すぎて言いにくいため「べるもんた」という愛称が付きました。確かに富山には「美しい山と海」がありますが、この名前はちょっと…と思いました。

 運転体系は土曜日は新高岡・高岡~氷見間の運転で、晴れていれば雨晴海岸から日本海と立山連峰が眺められます。日曜日は高岡~城端間の運転で、途中までは立山連峰と田園風景が楽しめます。いずれも1日2往復の運転です。

Berumonta (城端線・城端)

 「べるもんた」にはキハ40系を改造した専用車両が充当されました。濃緑色と金色の帯を見た時、「トワイライトエクスプレス」に似てるなというのが第一印象でした。JRで1両編成の観光列車は珍しいです。

Berumonta_bench (ベンチシート:7番~13番)

Berumonta_box (ボックスシート:1番~6番・14番)

 内装は今はやりのベンチシート(上)とボックスシート(下)の構成です。ベンチシートは窓側に座席が向いていて、日本海や立山連峰に向いています。景色を楽しむなら、ベンチシートを押さえておきたいところです。7番~13番がそれで、A・B席とも海側に向いています。

 なお、観光列車仕様になりながらも、ワンマン運転用の整理券発行機や運賃表・運賃箱はそのまま残っていたので、「しまんトロッコ」のように間合いでローカル運用に入っているのかもしれません。

I0802

I0804

 私は運転開始間もない時期に乗ったので、e5489の事前申し込みで仕込みました。いずれも運よくベンチシートが取れています。案の定、きっぷに印字される列車名は「べるもんた」になっています。氷見線を走る列車は「べるもんた氷見」、城端線を走る列車は「べるもんた城端」という列車名になっています。また、両列車共通ですが専用のチケッターも用意されています。 

Barumonta_maku (べるもんた!)

 さらに、種別幕には「べるもんた」の幕が…。めっちゃ強調しています。「ベル・モンターニュ・エ・メール」という正式名称は列車のロゴマーク以外では目に触れることもなく、きっぷもアナウンスも「べるもんた」です。だったら、小難しいフランス語を引っ張り出さないで、正式名称も「べるもんた」でいいような気がします。

Berumonta_sushi (ぷち富山湾鮨セット)

 あと、忘れてはならないのは「べるもんた」では車内で寿司が楽しめる「ぷち富山湾鮨セット」と沿線の地酒が楽しめる「ほろ酔いセット」・「飲み比べセット」というオプションが用意されていることです。いずれも「VISIT富山県」というサイトで3日前までの事前予約が必要ですが、ストックに余裕があれば当日車内でも購入することができます。

Berumonta_sushi2 (寿司カウンター)

 特に寿司は事前に握られたものをケータリングするのではありません。片側の運転台のデッキには寿司カウンターがあって、職人さんが握ってくれます。握りたての寿司を列車の車内で食べられるのはこの列車と「ななつ星」ぐらいで、普通では考えられない非日常を楽しめます。

Amaharashi (立山連峰まったく見えず…)

 景色を楽しむのであれば「氷見」をお勧めします。雨晴海岸では一時停車し、日本海の彼方に見える立山連峰が見えます。私が行った時は日ごろの行いが悪かったせいか、立山連峰はまったく見えませんでしたが…。そういった意味だと冬場の方がよく見えるかもしれません。