ありがとうきのくにシーサイド
▼種別:快速
▼運転区間:和歌山~白浜
私のブログはあまり速報性は追求していませんが、期間限定ネタなのでとりあえず書きます。
(展望車:2号車)
平成11年より夏シーズンに天王寺~白浜間で運転されていた快速「きのくにシーサイド」号が、今年で運転を終了することになりました。
それに伴うお別れ企画として7月21日~8月12日までの土日は和歌山~白浜間で快速「ありがとうきのくにシーサイド」として、夏休み最終週の8月25・26日は串本~新宮間で快速「さよならきのくにシーサイド」として運転されます。運転区間が短縮されているのはちょっと残念ですが…。
昨年秋に運転されたジョイフルトレイン「アストル」のさよなら運転の際も「ありがとうアストル」でした。「さよなら~」よりは「ありがとう~」という響きの方がなんとなく好きです。
私個人的にはお盆で帰省するついでに8月最後の「ありがとう~」を狙っていたんですが、またも寝坊して指定券争奪戦に乗り遅れました。仕方なくJR西日本の「JRおでかけネット」で別の日の空席情報を見ていたところ、7月22日の1号が△になっていたのでその場で電話予約しました。その結果、通路側になったものの無事に押さえることができました。それにしてもきっぷの列車名が「ありがとうシサイド1号」というのはちょっと…。
(和歌山駅)
早速乗ってきましたが、ヘッドマークの取り付けなどはなく外観は今までの「きのくにシーサイド」と何ら変わりませんでした。違ったのは海南~紀伊田辺間で記念乗車証の配布と運転時刻表の当たるアンケートがあったことぐらいでしょうか。乗車率は夏休みが始まったこともありヲタ列車にしては良好で、子供連れや子供単独の乗車も目立ちました。
景色は和歌山~御坊間はわりと山間いを走り、御坊から南は間近に海を見ることができます。「さよなら~」の時の串本~新宮間は壮観だと思われます。運転中は展望車(2号車)に出て思い思いに風に当たっている客が多く、車内はわりと閑散としていました。
運転終了後この車両をどうするのか気になります。状態は悪くないので、廃車にしてブッ壊すのはちょっともったいない気がします。客車なので機関車が伴わないと動けないのが難点ですが、また別の新天地で活躍してくれることを期待しています。
写真は和歌山駅と紀勢線・紀伊田辺駅で携帯で撮影したものです。下の後追い写真の左の車両はなぜか和歌山地区にいる瀬戸内色の111(113?)系です。後で確認したところ所属は岡オカ(岡山電車区)のままになっていました。貸出か転属かはわかりませんが、とにかく(私個人的には)微妙な並びを見ることができました。
【補足:07/8/25】
客車は私の見た目より老朽化が進んでいたようで、運転終了後にやはり廃車になるようです。
【補足:07/9/23】