いろどり富士五湖
◆種別:快速
◆区間:新宿~河口湖
快速「いろどり富士五湖」号は山梨県の富士本栖湖リゾートで開催されていた「富士芝桜まつり」のピークに合わせて、5月12・13日に新宿~河口湖間で運転されました。今年は列車名のとおりJR東日本長野車両センターの「彩(いろどり)」が使用されました。「彩」の富士急線への入線はおそらく初だと思います。
ディスプレイに映し出されたヘッドマークは「彩」標準のものでした。最近何回か「彩」に乗っているんですが、ずっとこのデザインで済まされています。デビュー当時はいろいろなデザインがあって楽しめたんですが、最近手抜きが多いような気がします。
乗車率はコンパートメントの方が半分程度で、座席もそれほど多くありませんでした。特急列車より足は遅いですが、750円or950円加算するだけで快適にゆったり帰れるので、急がないのであれば有力な選択肢だと思います。
今回は4人で利用したので、初めてコンパートメント(簡易個室)を利用しました。「彩」の6両編成中2・3・5号車がコンパートメント車両で、4号車は座席を発売しないフリースペースで、1・6号車が座席車です。座席車は指定席券売機で指定券が購入できますが、コンパートメントはそれができず、窓口へ行く必要があります。富士急線の富士山・河口湖駅に設置されている「ビジネスえきねっと」でも対応できたのか気になります。
コンパートメントの写真は残念ながら撮り忘れてしまったんですが、「彩」は団体専用列車で使用されることが多いので、団体旅行で重宝するような独特の設備があります。
左は業務用冷蔵庫とポットです。作ってきた弁当を冷やしていたおばちゃん軍団がいましたが、それ以外に使っていた人はいませんでした。4・5号車以外に設置されているようです。また、右はマッサージチェアです。ちょうど私が乗車した3号車に設置されていたので座ってみたかったんですが、大人気でなかなか空きませんでした。いちおう「1人10分以内にしてください」という注意書きはあったんですが…。
「彩」のデザインに賛否両論ありますが、乗ってみる分には面白い列車だと思います。まだ乗ったことない方はオススメです。列車の写真は富士急線・富士山(旧:富士吉田)駅で撮影したものです。